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2003/11/30

「愛は麻薬」…分泌物・心臓拍動・中毒性

「人を愛すると、コカインを吸入したときのように、脳から覚せい効果を持った神経伝達物質ドーパミンが分泌され、心臓の拍動が普段の3倍ほど速くなる」
「恋に落ちた感情は麻薬のように、ずっとその感じを渇求するようになり、なくなれば禁断症状まで現れる」
「コカインの場合こうした症状が一時的だが、愛の場合は普通3〜7年間持続するという点が異なる」

だとしたら、ドーパミンが分泌され続ける状態になることを「恋」と呼んでもいいのでしょうか?
むしろ問題は、なぜドーパミンが分泌され続ける状態になるのか、なんでしょうね。

そういえば、子供の頃に十分な愛情を与えられないと、大人になってからタバコや酒、薬物に依存しやすくなるという報告があったと思います。
ドーパミンに対する対処を身体が十分学習していないとか、そういう理由で説明できるのかもしれませんね。

2003/11/30

知的障害児の性教育は?

この記事を読む限り、知的障害児への性教育はどの程度まで具体的であるべきなのか、その認識が、現場と非現場では大きく異なっているように思えます。

現場は、より徹底して具体的であるべきだと考えているようです。
なぜなら、男性の知的障害者は、性的加害者に間違われることも多く、また女性の知的障害者は、性的被害者となりやすいからです。
障害者だけに、抽象的な言葉が通用しない、曖昧な表現を使った教育は意味をなさないという面倒さもあります。
「あそこ」と言われても理解できないから、正確な言葉が必要。
しかし性的な言葉は、正確な表現ということになると、医学用語しかないのです。

しかし、そういう教育を不適切だとして処分した側にしてみれば、性器の名称を露骨に出すことも「やりすぎ」に写っている様子。

私は個人的に、性を見せない教育では、もう間に合わない時代になっているように思います。
性について十分な知識を与えることと、倫理的な教育は、別枠で考えた方がいいと思うのです。
正確な知識は絶対に必要です。
性に関する間違った知識、また不充分な知識のまま成人(20歳になるという意味だけではなく、性交渉を持つという意味で)になることは、むしろ荒廃した性に向かわせる可能性が強い時代になっているように思えるからです。
この点は、障害者だけの問題ではなく、むしろ成人全般の問題でしょう。
「過激な性教育」と聞けば、確かに「過激は困る」と思いますが、しかしその一方で「具体的な改善策について尋ねても、明確な答えはなかった」というのでは、処分が正しかったのか、果たして疑問です。
「逃げも隠れもしない」「公開討論にのぞみたい」と言う前に、一方的に処分してしまったのでは、処分された教員達が可哀想過ぎるように感じますが…。

2003/11/30

01年比で36倍激増、アフガニスタンのケシ栽培地
アフガン人にラジオ20万個を無料配給、テロ阻止で

アフガニスタンでは、イスラム強硬派勢力タリバーンの政権が崩壊した後、わずか2年で、ケシの栽培が36倍にも拡大しているそうです。
タリバーンに対する批判は大変多く、その崩壊を喜んだ人は多かったと思いますが、それでもこういうニュースを聞くと、タリバーンの崩壊が喜ぶべきことだけではなかったことがよく分かります。
タリバーン崩壊後、アメリカが暫定政府をバックアップしていますが、この暫定政府は力が弱く、事実上の無政府状態になっているということでしょう。

またアメリカ軍は、アフガニスタンに短波ラジオ20万個を無償配給すると発表しました。
「真実を伝えることが、アフガン駐留軍に反対するテロリストや武装勢力への最も効果的な武器である」そうです。
その意図そのものは正しいと思うのですが…。

アメリカのやりかたは、アメリカの意見を押し付けるだけで、アフガン人が自分達で選ぶことができない状態ではないか、という批判もあることが気になります。
ラジオによって、アメリカに対する批判が和らぐかと言えば、そうでもないように思えるのです。

アメリカは自分達の行動を正義から成されているものと考えがちですが、これはかつての十字軍と同様、イデオロギーの押し付けでしかありません。
アメリカの都合を優先させる限り、アフガン人は自国の政府を軽視し続けるのではないでしょうか。

2003/11/30

イラクで日本人外交官2人殺害 ティクリート付近移動中
日本人外交官2人、イラクで襲撃され死亡
福田官房長官「テロの可能性強い」 日本人外交官殺害

軽防弾仕様の4輪駆動車が、小火器によって襲撃され、日本人外交官2名が死亡するという事件がイラクで起きました。
イラクではアメリカ占領に対する不満が続出しています。
今回の殺害事件は、自衛隊派遣に対する拒否反応(テロ)だと考えるべきでしょう。
自衛隊派遣が、アメリカ占領におけるサポートなのか、国連支援なのか、そのあたりを明確にしない限り、今後も邦人を狙ったテロが増えていく気がします。
「テロに屈しない」という言葉は美しく響きますが、それ以前に「テロにまで追い込まない」ことを、日本やアメリカの政府は、もっとしっかり考えるべきだったのではないでしょうか。
憎しみを持つ相手を叩き潰すことよりも、憎しみを和らげる努力が大切なはずです。
もちろんそれで全てが解決するわけではありませんが、憎しみを増大させるばかりの解決方法は、長期的に考えて、うまくいくはずがありません。

2003/11/30

あのねのねが30周年記念ライブ

「あのねのね」っていうのもユニークな存在です。
昔はホントに物凄い人気で、お笑い系新人(いや、ミュージシャンなんですが(^^;;)としては破格過ぎるほどでした。
なにせベストセラー本はバンバン出るわ、武道館ライブは満席にするわ、おっかけは続出するわ。
彼らの当時のネタは、ちょっとHな小話風ナンセンスフォークだったわけですが、その後「あのねのね」としての活動はほとんど止まったものの、清水國明氏も原田伸郎氏も、あいかわらず芸能界でユニークな位置にいます。
私は原田氏の独特なしゃべり方が大好きなんです。
彼の声はCMやなんかでも年中使われていて、あの声は他に代役はありえないぐらい特殊な(素朴そうな、のんきそうな)存在感があります。
そのあのねのねが30周年記念ライブをやったそうです。
懐かしいナンセンスフォークをたくさん披露してくれたようで、このライブ、もしCD化されるなら、ちょっと欲しいと思いました。

2003/11/29

「みずほ銀は最悪」、若手行員8割「転職したい」

「若手行員の8割が転職検討」というのは凄過ぎます。

・残業は月100時間を超えるのに残業代は5、6時間分だけ
・先輩・上司には絶対服従で、許可なしには食事も帰宅も仕事中に席を外すこともできない
・床に正座させて長時間説教をする上司。ミスをした行員を支店の用紙庫に閉じ込めて反省させる上司。酒席での無理難題や女子行員へのセクハラ…
・前田晃伸社長は14年春の入社式で、「マニュアル通りにやるな。上司の言うことを聞くな。責任は上司に取らせろ」と訓示したが、ある新入行員は支店配属直後、副支店長に呼び出され、3、4時間にもわたり、“社長3カ条”を全否定する説教を食らった

「みずほは昨秋から行員の賃金を10%カットしている」が、「それでも、給与水準は一般企業より高い」そうです。
それでもこれだけの今時とは思えない話が噴出するというのは…ちょっとね。

2003/11/28

「謝れ」連呼、学生暴徒化 検証――中国・西安寸劇事件
岩城元の「ハルピン発なんのこっちゃ」ー「西安寸劇事件」余波
岩城元の「ハルピン発なんのこっちゃ」ー 謝らない?日本人

西安寸劇事件は、未だにとても気になっている事件です。
その総括ということで、朝日新聞にまとめられた内容を読んでみましたが、特に新しい記事内容はないものの、事件当日の凶悪な暴力ざたが生々しく描かれており、やっと現場の様子が理解できるようになった気がします。

日本人と中国人・韓国人との間には、大きな溝があります。
日本人は「面倒な過去は忘れ、今を大切にしよう」「コトを荒立てるのは大人気ない」と考える傾向が強いですが、中国人や韓国人は「過去の諍いは忘れない」し「言うべきコトは言い、それが通らないときは力をもってしても筋を通そうとする」のですね。

どちらが正しいわけでもないですが、これはやはり過去の歴史が作った国民性でしょう。
日本の(波の少ない)歴史と中国の(荒荒しい)歴史の差を考えれば、あるいは「水戸黄門」と「水滸伝」の差を考えれば、「正義」や「民衆」という同じ言葉が、どれほどの違いを持つか、見当がつくと思うのです。

日本人もアメリカ人も、歴史の違いや国民性の違いに対して、どうも極端に鈍感な気がしてなりません。
自分や自分の仲間の「考え」が世界的に通用するものだと、最初から思い込んでいるのではないでしょうか。
中国、インド、イスラムなど、日常の常識からして私達と異なるのだということを、再度認識していかねばならないのだと思います。

2003/11/28

結局2週間休んでしまいました。復活します!

忙しくてニュースの更新を2週間休んでしまいましたが、今日から復活します。
年内しばらく、多忙の波は重なるかもしれませんが、長期で休む事態にはならないだろうと思います。
一部の方にはご心配をおかけしたようです。
申し訳ありませんでした。
2003年11月28日
21世紀の公園で・管理人(ちゅん)

2003/11/19

この数日、ニュースの更新をお休みしています。

この数日、ニュースの更新をお休みしています。
「イラクへの自衛隊派遣と東京をターゲットとしたテロの危険性」「株価の暴落」「田中前外相が民主党に」など、気になっているニュースは結構あるのですが、仕事が忙しくて、ニュースについてコメントを書く時間が取れずにいます。
ニュースを読みたくてアクセスしてくれている方、大変申し訳ありません。
もしかしたら今週一杯、この状況が続くかもしれません。
遅くとも来週には復活します。
2003年11月19日
21世紀の公園で・管理人(ちゅん)

2003/11/14

<就職内定率>過去最低の60.2% 厚労省など調査

大学生の10月1日付けでの就職内定率が、わずか60%だそうです。
しかも女子に限れば30%以下だそうで、就職難は96年の調査開始以来最低です。
少子化によって、子供の数はむしろ減っているはずなのに、それでも就職できない若者が増えているわけです。
状況はかなり深刻じゃないでしょうか。
景気回復と言われていますが、回復に向かっているのは一部だけで、国民全体としては、むしろ景気は下がり続けているのだと思います。

2003/11/13

うお座に事故多い? 道警が星座別に分析
死亡事故からみた星座別の特徴

北海道のデータですが、これは面白いです。
星座別に、事故を分類してみたら、予想以上に星座別の傾向が顕著だったという話。
事故そのものの数も、さそり座は99人に対して、うお座は149人と言うから、1.5倍も違います。
これだけデータに偏向が見られるのであれば、確かに星座ごとに性格の傾向はあるのでしょう。
ちなみに私はみずがめ座ですが、スピードの出し過ぎの傾向が顕著らしいです。
確かに30代の頃はそうだったかも。
注意しようっと。

2003/11/13

イラク:米占領軍に国民幻滅 CIAが機密報告書

イラクの治安が悪化しています。
▽イラク国民は米軍主導の占領軍に失望感を強めている
▽以前は傍観していた住民たちがゲリラの隊列に次々に加わっている
▽抵抗勢力は武器弾薬を容易に入手できる
▽旧政権の残存勢力と外国から流入した過激勢力とが連携を強めている

ブッシュ政権への批判が高まることは間違いないでしょう。
イラク戦争は終戦したはずでしたが、これは事実上、終戦を撤回する状況ではないのでしょうか。
こうした状況の中で自衛隊をイラクに派遣するというのは、あまりに危険だという気がしてなりません。

2003/11/11

次のWindowsについて知っておくべきこと

David Courseyさんのコラムはいつも内容がいいです。
今回はWindows XPの次のバージョンについて。
簡単に(強引に)まとめるとこんな感じ。

・現在、次期バージョンは2005年末から2006年初頭に発売される予定だが、もう少し遅くなるかもしれない。
・革新的な事項が多く含まれた、重要なバージョンのWindowsになりそうだ。
・しかし、その革新的な内容を実感として楽しめる機会が来るには、発売後、しばらく時間がかかりそう。
・次期バージョンが発売されても、当面はWindows XPのままで十分と考える人は多いだろう。

まじで強引ですが。
私は二つほど懸念している点があります。

・ますます重いOSになるのではないか。
・高機能、多機能になったがために、ますます複雑なインターフェイスになるのではないか。

正直言って、高機能や多機能よりも、初心者や高齢者の方でも迷わず使えるシンプルさが欲しいと思います。
初心者にとって意味が通じないメッセージや仕組み、余分な機能はどんどん排除して欲しいと思います。
シンプルに使って、必要になったときに機能を追加できればいいのです。
機能が豊富であることが高性能だと思っているうちは、その製品は未成熟なのだと思います。

2003/11/10

“眼の特性”を応用して高精細に――PenTile Matrix(1/2)
“眼の特性”を応用して高精細に――PenTile Matrix(2/2)

この記事は専門的ではありますが、なかなか面白いです。
人間の目は、3原色のうち、青を感じる神経がかなり少ないのだそうです。
だからパソコン用のモニターも、3原色を一様の重さで表現せず、赤や緑を重視した表現にすれば、より少ないコストで、より精細な表現ができるのだそうです。
これはとても面白い理論だと思いました。
興味がある人はぜひ読みましょう。(^^)

2003/11/10

11月10日付・読売社説:[2003衆院選]「『自公保』政権は継続するが」
「二大政党制樹立への重要な一里塚」と英紙
「小泉首相の指導力低下」と韓国紙

今回の衆議院選挙。民主が議席を増やし、自民が議席を失うものの、与党が過半数をなんとかキープし、与党続投となりました。
今回の選挙は、争点が比較的分かりやすく、盛り上がった気がしていましたが、天気も今一つだったせいか、投票数は伸びませんでした。
ただ、その割には、結果は予想以上の展開だったように感じます。
正直に言って、自民が議席を減らし、民主が伸びるのは予想通りだったのですが、小さな政党がここまで議席を失うとは思っていなかったんですよ。
これはつまり、民主党が国民に「政権を取ってもなんとかやれそうだ」と期待されてきているということでしょう。

ただ政局そのものは動きませんでした。
自民は「内部のねじれ」、民主は「現実味の薄い政策案」が、共に足を引っ張っている感じが強く、その意味でも今回の選挙は「助走」と言うべきなのかもしれません。
助走で力を付けた民主党が、次回までに更に力を付けるのか、また自民党が内部のねじれをどう解決していくのか、そのあたり、実に興味深いです。

ちなみに私は、読売新聞の社説を読んで、妙に腹立たしく感じることが多いのですが、今回の社説はとても的確なように感じました。(笑
読売新聞さんは、社説を無料で公開している点が素晴らしいと、かねがね思っています。
他の新聞社も、持論をどんどん公開してほしいものだと思います。

2003/11/08

「戦争のヒロイン」リンチさん、軍の操作を批判
イラク捕虜のリンチ元上等兵、「米軍はおおげさ」と指摘

イラク戦争は、マスコミをどう効果的に使うかが、本格的に考えられた戦争でもありました。
しかし今になって演出された話が「演出でしかなかった」ことが語られれば、かえってマイナス効果にも…。
アメリカという国の、こういう自由さは、確かに凄いと思います。
詳細は記事を読んでみてください。

2003/11/08

自民、民主に押され比例区で大苦戦模様 “最終予測”で222対186と大接戦
森前首相「民主閣僚名簿にキムタク、モー娘を」 皮肉込め“人気取り策”を批判

選挙予測がつきません。
一時期の「逆風予想」が「自民圧勝」と変わったものの、結局ここにきて、かなり接近している様子。
「小選挙区は自民が多く取るだろうが、比例区は民主党が優性。自民党だけでは過半数を取れないまでも、与党3党では過半数になる予想だが、投票率が5%上がれば逆転の可能性も十分ある。」
少なくとも、小泉氏が首相になる以前の政治と比べれば、明らかに政治が面白くなっていると思います。

不況にあえぐ中、面白いとはなにごとか!とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、かつての政治では「政策は守られないもの」「政治は官僚が主導権を持ち、政治家は利権を得るだけのもの」というダーティーなイメージがいかに強かったことか。
政治に夢を無くしていた人はずいぶん多かったはずです。
しかし今回の選挙は、小泉さんにしても、管さん・小沢さんにしても、政治に夢や理想を感じさせてくれます。
この差は、ずいぶん大きいように感じるのです。
この「夢や理想」をきちんと投げかけられれば、自民が勝っても民主が勝っても、この選挙は大きな意味を持つのだろうと思います。

にしても、どこまでいっても町内会レベルの発言しかできない人もいるようです。
皮肉を言うのも結構ですが、その皮肉が自分の価値をも下げていることに気が付かないのかなぁ。

2003/11/08

米英調査チーム、マチュピチュ付近で新たなインカ都市発見

インカのマチュピチュ近く、インカの首都クスコから80km北西の地点で、かなり大きな遺跡が発見された模様。
それにしても、未踏のジャングルって、まだ残ってたんですね。
遺跡が発見されたことは嬉しいんですが、これでまたジャングルが一つ減るのだと思うと、少々複雑な思いです。

2003/11/07

被告の手握り、裁判官「がんばりや」 パン万引きの母に

こういう情景って、今でもあるんですね。
なんだか、松竹新喜劇とか梅田花月、もしくは「一杯の掛け蕎麦(だっけ?)」みたいだけど、決して嫌いじゃないです。こういうの。
温情のある裁判官ですね。

2003/11/07

<喫煙>子どもはニコチン依存に陥りやすい 奈良女子大教授調査

子供は喫煙によりニコチン中毒になりやすく、ニコチンパッドによる治療が効果的。
しかし1年後の禁煙保持者は大人と同じく3〜4割なのだそうです。
「たばこを吸う子どもには停学や反省文などの懲罰ではなく、早急な医学的治療と息の長いサポートが必要」
なるほど。その通りですね。
中毒ってことは、これはもう病気なのであって、「遊びで吸ってみた」という次元ではないのですから。

2003/11/07

ナナオ、“フォトスタンド型”の17インチLCD

ナナオの17インチ液晶モニターが6万円!
安くなったものです。
約3年前、17インチ液晶モニターと言えば、12万が相場だったのですから。
デザインもいい感じだし、入力系統が2つあるのも嬉しいです。

2003/11/06

Office 2003に重要な欠陥――Office 2000で作成したファイルが破損する
Office 2003 重要なアップデート KB828041

Office 2000からOffice 2003に乗り換えた人は特に要注意です。
(もちろん初めてOffice 2003を買った人も要注意ですが。)

Office 2000で作成した文書をOffice 2003で開き編集すると、文書中の画像がいつのまにか失われるそうです。
これはOffice 2003に含まれる「Word 2003」「Excel 2003」「PowerPoint 2003」全てに共通した欠陥のようです。

一応、これに対する修正バッチは公開済み。
Office 2003を買った人は、必ずアップデートしてください。
(しかし、こんな重要なバグが入ったまま販売するなよー、と言いたいですね。インターネットを使っていないパソコンユーザーは、まだ結構いるのですから。)

2003/11/06

西安わいせつ寸劇騒動の背景 『反日』名目にうっぷん晴らし?

中国・西安で起きた日本人留学生のわいせつ寸劇騒動から“引火”した反日デモについての解説記事です。
大きなポイントは3つ。
まず日本人留学生の寸劇は、下品で馬鹿げたものであったものの、中国人を侮辱する意図はなかったこと。
次に、その事実をあえてわい曲した壁新聞やビラが配られ、このわい曲した内容が中国メディアで取り上げられたこと。言わば事実誤認のままマスコミが火を付けたことになります。(ちなみに、事件から48時間経過した時点でも、中国メディアは訂正記事を出していなかったようです。今は出てるのかどうかは知りません。)
3つめ。こうして付いた火種ですが、デモのプラカードは反日でも、その実体は「反政府デモ」だと言うのです。
中国の制度上の問題により、中国内陸部に住む若者は就職難が続いており、政府への不満が広がっているのだそうです。
しかし反政府デモは参加者のリスクが大き過ぎるためできない。こうしたくすぶっている感情の中に反日という火種が飛んできたため、一気に火が大きくなっただけで、実は火種は何でも良かった…。

この見解が正確なものかどうかは分かりませんが、確かにそれなりの説得力を持っているとは思います。
しかし一方で、先日の中国への売春ツアーなど、中国人から見れば「日本人は中国人を侮辱している」と感じるであろう事件がいくつか重なっています。
一部の日本人の軽率さが中国人を怒らせていることも、事実として受け止めておくべきでしょう。

2003/11/05

デル、国内PC出荷4位に浮上 03年度上半期
パソコン出荷:トップはNEC、ソニーは辛くも3位維持

パソコン出荷数の1位は前回同様NEC。以下、富士通、SONY、DELL、東芝の順位だそうです。
この中で目立つのは、高付加価値機種に絞り込んだSONYが出荷台数を減らし、かわりに低価格パソコンを通販で売るDELLが躍進していること。
AV機器としてのパソコンは、確かに次第に認知が進んでいますが、その実売れているのは、よりシンプルで安価なパソコンのようです。
最近、秋葉原のパソコンショップで組み立てた「ショップブランド・パソコン」の売れ行きが安定して伸びているとも聞いています。
多機能なパソコンは、目的に合っているなら重宝しますが、合っていなければ無駄にパワーばかり食って、シンプルなパソコンよりも使い勝手が悪く(面倒に)なります。
シンプルさを維持しつつ、目的に合わせて機能追加できるシステムのほうが、個人的には好きです。

2003/11/05

Linuxユーザー、デスクトップ製品の今後を懸念

Red Hatは11月3日、Red Hat Linuxのコンシューマー版(個人ユーザー用バージョン)のサポートを2004年4月末で打ち切る計画を明らかにしました。
また4日には、NovellがSUSE LINUXを買収する計画を発表。
これにより今後、個人ユーザがLinuxの最大手2社の製品を選択できなくなる可能性が出てきました。
もちろん他にも個人ユーザ向けLinuxはありますから、他を選べばいいだけかもしれませんが。

おそらくはLindowsの登場が、これに影響しています。
個人向けLinuxとして、Lindowsは確かにそれなりのネームバリューとなりました。
もともと利幅が少なく、ユーザー数も比較的限定された市場ですから、Lindowsとシェアを奪い合うよりは、企業版に専念しようと考えたのも致し方ないことかもしれません。
(これはあくまでも個人的な想像です。)

私はこれまで、Red Hat Linuxの無料バージョンを使っていたので、これが消えるのは辛いものがあります。
かといって企業版は高くて、ちょっと手が出ませんし…。

2003/11/05

使い捨てDVDの売れ行きは低調

開封してから2日間しか観ることのできないDVD。
これが登場したのは約1年前、映画のPRに使われたのが最初でした。
そしてアメリカの店頭に並び始めたのが今年の5月。
安く販売することで、「返却不要なビデオレンタル」が成立するはずでしたが、それから半年、販売状況は思わしくないようです。

大雑把に言って、3つのネックがあります。
まず「十分に安いとは思えない」
レンタルビデオの倍の金額では、わざわざこれを選ぶ理由は、あまりありません。
次に「品質に不安を感じる」
最初から消えるように仕組まれたものだけに、画質が悪いんじゃないかとか疑い出すとキリがないです。
実際、ラッピングしてから1年ぐらい経つと、開封しなくても観れなくなってしまう可能性があります。
そして「最初からゴミになることが確実なものを購入するのは抵抗がある」
ゴミになるということは、資源の無駄使いですしね。

著作物を購入するとき、大半の人はコレクションしたいという気持ちが働くはずです。
この気持ちが強ければ、多少高くても買いますし、この気持ちが薄ければ、多くの人は「レンタルで十分」と考え、より安価な方法を選びます。
それでなくともリサイクルという概念が一般化している現状から言えば、「使い捨て」の技術は、よほど安価でなければ、あるいはよほど便利でなければ、成立しないような気がします。

2003/11/05

LEDが持つ驚異の治療効果とその謎
光の波長について

発光ダイオード(LED)の光を当てるだけで、身体の回復速度が倍になり、また普通では考えられない範囲まで回復できるのだそうです。
つまり、全治2週間の傷が1週間で治ったり、全盲になってもおかしくない損傷を受けた人でもかなりのところまで視力が戻ったりするらしい。
さらには「680、730、880ナノメートルの波長をもつLED光を1度照射しただけで、筋肉細胞におけるDNA合成が5倍になった」り、照射を受けた箇所の遺伝子が「正常に戻った」り…。
正確なデータによるものなら、これは確かに驚異的です。

この治療効果は、未だ認められたものではありません。
医学的なデータが十分揃っているとは言えませんし、なぜそういう現象が起きるのかも分かっていないのです。
おそらく、これはデマであると考える専門家も多いはずです。
しかし、もしこれが本当のことだとしたら、実に安上がりで効果的な治療方法でしょう。
この研究に期待したいものです。

ちなみに「680、730、880ナノメートルの波長」というのは、大雑把に言えば赤色LEDもしくは赤外線LEDです。
日本でもこうした治療機が流行りそうですね。
(既に流行ってるのかな?)

2003/11/04

EU:加盟国民の半数以上「米は世界平和の脅威」

アメリカは「自分たちが世界の平和を維持している」と考えているようですが、ヨーロッパでは、「アメリカこそが世界平和への脅威だ」という考え方が過半数になってしまいました。
武力を持って制するという考えで、しかも予防的な戦争を行うとなれば、当然摩擦は増えます。

ヨーロッパは、かつては戦争が絶え間無く行われた地域でした。
それだけに、「武力による解決」の限界を理解している人も、多いのではないでしょうか。
対してアメリカは、本格的な戦争によって国土を焼かれたことがありません。
それだけに、他者の痛みに鈍感なのではないかと思います。

2003/11/04

なぜ何度も辱めを、悲痛な叫び…性犯罪2次被害

レイプの認知件数が10年前の1.6倍に増えているそうです。
その手の報道がかなり増えていることは、おそらくほとんどの方が認識されているはずです。
今日も30人もの少女を監禁し売春させていたという事件が掲載されています。
しかし、実は一番問題なのは、未だに「捜査員や検事の無神経な言葉」に傷付く被害者が多いということでしょう。
「遅い時間にどうして1人で歩いていたの」「スキがあったと思わないか」
被害者を追い詰めるような発言は行わないように、警察ではかなり前から指導していますが、それでも現場にその配慮が十分行き届いているとは思えないようです。
こうした偏見が存在する限り、被害者は被害届を出すことができません。
犯人逮捕も難しくなります。
無神経な捜査や偏見が、むしろ犯人に味方しているのです。

2003/11/01

「3年間は景気本格回復せず」 街頭演説で小泉首相

小泉首相は「任期中は消費税を増税しない」と表明している理由は「少なくとも3年間、景気は本格的に回復しないと思う」ということなのだそうです。
一方で日経平均株価については「もう8000円以下には下がらないということだと思う」と語ったとか。
つまり、もう3年は地固めが必要だということ。
実際、大手企業は回復基調にあるものの、リストラや関連会社・子会社の整理などによるものですから、中小会社は当分厳しい状況が続き、失業者ももっと増えると思うべきでしょう。
だとしたら、日本全体の景気としては、まだまだ「痛み」が続くわけです。
なんとかしてほしいものですが。

21世紀の公園で