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2004/08/28

IE叩きのキャンペーンサイトが出現--ブラウザの乗り換えを訴える
Web標準化団体が「Internet Explorer放棄」を勧めるキャンペーン
Mozilla Japan(Firefoxの日本語版がダウンロードできます)

IEは危険だから、もっと安全なブラウザを使おうよ、という話。

Windowsに標準装備されているインターネット・ブラウザ「インターネット・エクスプローラ」には、セキュリティ上の問題が多数山積みされています。

とにかく便利さ、初心者の使いやすさを優先して作られたブラウザだけに、確かに使いやすいことは使いやすい。
けれど、個人情報の漏洩や、ウイルスへの感染など、セキュリティの面から見れば、インターネット・エクスプローラを使い続けるっていうのは、かなり危険なことなんです。

実際私も、個人的に、できるだけインターネット・エクスプローラは使わないようにしています。

このキャンペーンサイトでは、Firefox、Mozilla、Opera、Safariといったブラウザを推奨しています。
これらに乗り換えれば安全、とまでは言い切れないものの、セキュリティ上の心配がかなり減ることは間違いありません。

ここではFirefox日本語版のダウンロード先を紹介しておきます。

2004/08/28

破産出版社からの流出原稿販売、まんだらけに賠償命令
漫画原稿を守る会

以前にも何度か書いた、まんが古書店「まんだらけ」の問題ですが。

ある出版社が破産した際に流出した、まんがの生原稿を、まんがの作者の許可を得ないまま、まんが古書店「まんだらけ」が販売していた、という事件を覚えているでしょうか?

2003年の6月24日と27日にここでも取り上げていた話です。(よかったらバックナンバーもお読みいただけると嬉しいです。)

一つ、裁判結果が出たようです。
『棚橋哲夫裁判官は「被告は原稿の所有権の確認を怠っており、所有権を得たとは言えない」と述べ、同社に約18万円の支払いを命じた』とのこと。

金額がずいぶん低いのが気になりますが、とにかくまんだらけが敗訴であることは間違いありません。

古本屋や古売商と言われる商売では、持ちこまれた品物に対して、窃盗物と疑われる場合は警察に届けること、という義務があります。
漫画家の生原稿がダンボール単位で持ちこまれたのに、それを盗品と疑わずにそのまま販売したというのは、明らかに店側の義務違反でしょう。
しかも指摘されてもなお、「何が悪い」と、しばらく販売し続けていたのですから呆れます。

ちなみに、まんだらけの店長は、元漫画家です。
漫画家が生原稿を誰かにあげてしまう、あるいは売ってしまうということが滅多にないことを、知らないはずがありません。

この事件をきっかけに、「漫画原稿を守る会」という団体ができています。
ここでは、流出した原稿を少しずつ、今も漫画家に返却し続けています。(連絡先不明となっている漫画家も多いのです。)
現在、回収され「漫画原稿を守る会」で預かっている原稿は2,685枚だそうですが、まんだらけで販売してしまったために回収できないままでいる原稿の量は分かりません。

2004/08/28

米大統領選:ブッシュ陣営 五輪利用広告の中止要請を拒否
ケリー氏の軍歴攻撃本、ベストセラーに 陣営に痛手
ノーベル賞の経済学者「ブッシュ政策NO」 米大統領選

アメリカ大統領選挙関連3つ。

8/25に書いたオリンピックに便乗したブッシュの宣伝(イラク戦争の正当化アピール)を、ブッシュ陣営は継続するとのこと。
『米国オリンピック委員会(USOC)から放映中止を求められ』ていたんですね。
それでも継続すると。

オリンピックという、せっかくの世界的な祭典が、政治に利用されるのは嫌ですね。私は。
同じアピール内容でも、オリンピックをダシにしてなきゃ、まだしもと思うのですが。

一方、ブッシュの敵と言えるケリーですが、彼の軍での功績は、ケリー陣営では大きなポイントになっていたのですが、その軍歴を「偽り」と攻撃する本がベストセラーになっているそうです。

ケリー陣営には大きなマイナスになりそうですが、ブッシュの軍歴は何故か記録から消えているなど、ブッシュ陣営にとっても軍歴はタブーに近い状態。
また映画・華氏911のヒットがブッシュにはマイナスに働くことから考えれば、この本による影響は、まだしも小さいかも、と思えますが…。
どうだろ。アメリカって、軍歴に対してかなり敏感な社会ですからね。

最後に『ノーベル賞を受賞した米国の経済学者10人が25日、ブッシュ政権の経済政策を「向こう見ずで極端だ」と批判し、大統領選で民主党のケリー候補を支持すると宣言する公開書簡を公表した』とのこと。

『これは党派の問題ではない』
『最も裕福な国民が恩恵を受けるような減税がすべての経済問題に対する答えだと、ブッシュ大統領は信じているが、無責任財政が長期的な経済の安定を脅かしている』

実際、イラク戦争に限らず、アメリカでは貧富の差が増すばかりの状況があり、ブッシュ政権の政策はそれをより助長しています。
「自由と平等の国アメリカ」という言葉は、過去のものになろうとしているのかもしれません。

2004/08/25

「華氏911」を観てきました。
イラク五輪代表がブッシュに激怒……大統領選に利用するな!

映画の感想は後半で書きます。

先に、アメリカのブッシュ大統領が、アメリカで再選キャンペーンCMを流している件について書きます。

大統領が再選を果たしたいのは当然のことですし、キャンペーンを行うことも自由でしょう。
しかし内容には疑問を感じます。

CMは、アテネ・オリンピックの男子サッカーでイラクが4強入りしたことに便乗したもので、『今回のオリンピックでは2つの自由国家が増え、2つのテロリスト政権が減った』とPRしているそうです。

実際にオリンピックに出場したイラク選手は、このメッセージをどう感じているのでしょう。

サリハ・サディール:
『イラク代表はブッシュ氏の大統領選に利用されることを望みません。ご自分お宣伝には別の方法をみつけていただきたい。わたしたちはイラクにアメリカ人の存在を望んでいません。立ち去って欲しい。』

アフメッド・マナジッド:
『こんなにも多くの人々を殺しておいて、ブッシュはどうやって彼の神と対面するつもりなのか。』
『ファルージャの人々はテロリストのレッテルをはられているけど、そんなのは大ウソだ。』
『もしサッカーをやっていなかったら、わたしも抵抗運動に身を投じていた』

ハマド監督:
『わたしたちがスタジアムで戦っている時も、路上で人々が撃ち殺されているんですよ。いったい自由ってなんですか?』

そもそももっと大きな疑問があります。

イラクは本当にテロ国家だったのか?

イラク戦争開戦の最大の理由は、イラクが大量破壊兵器を持ち、それを実際に使う前に阻止しなければいけない、ということでした。
しかし大量破壊兵器は結局見つからず、存在したかどうかも分かりません。

2つめの理由は、イラクがアメリカを攻撃しようとしている、という情報でしたが、今となってはこれも偽の情報であった可能性が強くなっています。

そして3つめは、2001年の9月11日に起きたアメリカ世界貿易センタービルの爆破テロの黒幕がオサマ・ビン・ラディンであり、ラディンの資金源の一つはイラクのフセイン大統領らしい、という疑惑です。
けれど、これも結局は推測でしかなく、明確な証拠は未だ提出されていません。

フセインによる恐怖政治は、確かに脅威であったでしょう。
フセインの時代、イラク国民は恐怖に脅えていたでしょう。
しかしこれほど多くの人が死亡することはありませんでした。
この一年、イラクでは、アメリカ軍によって何万人ものイラク人が死亡しています。
その大半は一般市民で、女性や幼い子供がむごたらしく死んでいく映像を、私達は見ることができます。
イラク人がイラクの独裁者に殺されていくかわりに、今、イラク人はアメリカ軍によって、より大量に殺されているのです。
これはフセイン以上の恐怖ではないのでしょうか?

この状況を「自由国家が増えた」と一方的に表現することの無神経さ。
こうした、死者を冒涜するも等しい無神経さを、私は許すことができません。

さて、ここからは「華氏911」の感想です。
あまり詳しくは書きません。

ムーア監督は決して公平な人ではありません。
ブッシュ大統領にとって不快な映画であることは当然のこと、映画を観た人はブッシュ政権に疑問を感じるように(もしくは怒りを感じるように)作られています。

しかし問題とすべきは、不公平さではなく、これだけの疑問を並べることのできる、映像化可能な材料が、現実に大量に存在していたという事実でしょう。

映画に使用されている映像は、ニュース映像であり、インタビューであり、ある程度不公平な取捨選択を行っているとしても、この全てを「嘘だ」と切って捨てることはできません。
眉に唾をつけながら観ても、それでもなお圧倒されずにはおれませんでした。

しかも映画の内容の大半は、ムーア氏が既に書籍で発表してきたことに、映像的な裏付けを与えているだけなのです。
そう。映画の内容は、そのほとんどが、ムーア氏の本で既に書かれてきたことです。
その意味では、この映画は本の映像化に過ぎません。

けれど私は、少しでも多くの人に、この映画を観ていただきたいと思います。
そして、戦争とは何なのか、自由とは何なのか、改めて考えてほしい。

映像で語ることは、文字で語るよりも饒舌です。
ただ眺めているだけで、考えさせられてしまいます。

たとえば「死者何万人」という文字を読んでも、それほどの恐怖はありませんが、わずか数人分の死体の映像は、原始的な恐怖心を確実に呼び覚ましてくれます。
もちろん死体は、この映画の主人公ではありません。
しかしその映像を観た貴方は、彼等は何故死ななければならなかったのか、本気で考えずにはいられないでしょう。

そうした「疑問へのきっかけ」が、この映画には大量に含まれているのです。

ムーア氏の主張をそのまま信じるべきだとは思いません。
けれど、こうした主張があることを、現代に生きる人々は知っているべきだと思います。

イラクの問題も、アメリカの問題も、同時に日本の問題であり、世界の問題です。
今から10年後、世界がどうあるべきかを、この映画を観た上で、ぜひ考えてください。

何かを実行しなくてはならないとは言いません。
ほとんどの一般市民にとって、政治は現実には遠いものです。
けれど、知る努力をし、どんな未来を望むのかぐらいは考えましょう。
考えた結果、個人個人の意見が食い違うのは、それはそれで構わないと思うのです。

一人でも多くの人が、より良い未来のことを考えることができるなら、その分だけは確実に、より良い未来につながるのだ、と私は信じます。
この映画は、そうしたきっかけになるために作られ、だからこそカンヌ映画祭でグランプリに選ばれたのだと思います。

あえてもう一度書きます。

映画の主張をそのまま信じるべきとは思いません。
しかし、現代に生きる者として、こうした主張があることは、知っておくべきだと思います。

2004/08/18

MS、XP SP2の自動アップデートを先延ばし
XP SP2で手動対応が必要なアプリのリスト公開
NEC、Windows XP SP2の注意事項を公開 一部機種ではBIOSアップデートが必須

Windows XP Service Pack 2 (SP2)の自動配信予定を延期。

8月16日スタート予定を8月18日ないし8月25日に変更とのこと。
理由は「SP2を適用すると業務で使用しているソフトが使えなくなる可能性が高い」ので、『自動アップデート回避のためのマシン設定時間を企業に与える』ため。
SP2の導入そのものが一時的なトラブルの原因になる、という認識ですね。
もちろん長期的には導入すべきものなのですが。

ユーザーとしては、どういったソフトでトラブルが生じるか、きちんと把握したいところ。

そこでマイクロソフト社でも「互換性リスト」なるものを作成、公開しました。
ただ、ここに入っているソフトは、マイクロソフト製品か、あるいはかなり著名なソフトに限られます。
参考には多少なっても、個人ユーザーにはあまり使い勝手がよくありません。
いっそ「互換性確認チェッカー」なんてソフトが欲しいところですが…誰か作ってくれないものでしょうか。

SP2関連でもう一つ重要な発表がありました。

NEC製のパソコンの中には、SP2を導入するために、BIOSのアップデートが必要な機種があるようです。
気になる人はぜひチェックしましょう。
ただこれ、NECのパソコンだけに限った話ではないだろうと思います。
他のメーカーでも、同様な処理が必要な機種は存在するはずです。

あ〜。どうにもやっかいですね。
ある程度パソコンの仕組みを理解している人ならともかく、初心者クラスの人には絶対理解できないように思います。
なんとかならないものですかねぇ…。

2004/08/17

「都心で史上最高」の日、足立区で42.7度を記録

足立区って、東京でも一番暑いんでしょうか?

『東京・大手町で観測史上最高の39.5度を記録するなど、関東を中心に猛暑となった7月20日、足立区江北では最高気温が42.7度に達していた』そうです。

これは気象庁ではなく都環境科学研究所のデータによるもの。
これも『観測史上最高記録』で、これまでの記録は『山形市の40.8度(33年7月)』。
毎日こんなだったら、ホント、たまりませんわ。

でもお盆になったせいか、15日の夜から16日の朝にかけてはかなり涼しかったです。
タオルケット1枚では寒いぐらいでしたから。

今年の夏は暑かっただけに、これからあっさり涼しくなるのかな?

2004/08/11

やせた男性、がんに注意 厚労省研究班調査
「緑茶で胃がん予防」女性で確認 厚労省研究班が調査

どちらも厚労省研究班の発表ですが、男女差がはっきり出ているのが面白いです。

まず、痩せとガンの関係から。

『日本人男性は、やせているほどがんになりやすく、標準かやや太めに比べ、がん発生率は14−29%高い』
『やせすぎの人は、がんになった後の回復力も弱い』
『女性では、こうした傾向はみられなかった』

次に緑茶とガンの関係。

『1日当たり5杯以上飲む女性は、1杯未満の女性に比べて、胃がんになるリスクが33%低かった』
『男性では統計的な差がみられなかった』
ただし『熱い飲み物は食道のがんや炎症を引き起こす』ので、飲むときは少し冷ましてからの方がいいそうです。

ガンの予防からのみ考えると、男は太めが、女は緑茶好きが良い、ということですね。

2004/08/11

XP SP2導入でブルースクリーン――ユーザーからの障害報告

XP SP2は予想以上に問題が多い様子。

SP2を導入すると、ファイアウォール機能が強制的にオンに設定される。あとでオフにすることは可能だが、これによって使えなくなるソフトがたくさん出てくる・・・と、ここまではほとんどの人が予想していたことです。

ところが、もっと酷い不具合がレポートされているようです。

『あるテストセンターでは、SP2をインストールしたところ、死のブルースクリーンが表示された』
そこで『Microsoftの勧める手順に従ってインストール前の環境に戻したところ、SP1までアンインストールされてしまった上に、PC内の全デバイスがアンインストールされた。ネットワークカード、ビデオカード、すべてのシステムリソースがアンインストールされてしまった』

これは酷いです。
こんな目には遭いたくないなぁ。
やはり数週間、SP2の導入は待った方がいいね!

2004/08/10

米大統領選に初の国際監視・CNN

アメリカ大統領選挙に、国際機関による監視がつくことに!

これはある意味、アメリカ最大の危機かもしれません。
民主主義の旗手たるアメリカの大統領選挙に不正があるのではないかと、世界中の少なからざる人々が思っている、ということが、まさにあからさまになった訳ですから。

前回の大統領、つまりブッシュが大統領になった選挙は、実に歯切れの悪いものでした。
特に理由もなく選挙権を取り消された人や、2重に投票を行えた人が続出したほか、無効票の数が異常に多かったり、カウントされ忘れた票が特定エリアのみに多かったり。
いわば選挙の誤差とも言える部分が大変大きかった、異常な選挙だったわけですが、さらには得票数の差はほんのわずか。
当然のごとく、正確に票を数え直すべきだ、という声が出て数え直し始めたものの、ブッシュ側の圧力で数え直しが中止になってしまい、選挙の信憑性は最後まで霧の中のまま、という、実にイヤな終わり方でした。

そしてそういう微妙な選挙でブッシュが大統領になった結果、イラク戦争が始まり・・・。
当然のことながら、現在のブッシュの方針に納得できない人たちは、あの選挙の結果にも納得していないわけです。

選挙は、民主主義の一番大事な部分ですが、そこに不正があったのだとしたら、アメリカは民主主義の国家ではないことになります。
アメリカのプライドとしては、監視を拒否したいところでしょうが、拒否すれば不正の疑惑はますます濃くなっていくでしょう。
そこにアメリカの本当のジレンマがあると思います。

2004/08/09

「XP SP2はインストールしないように」とIBMが指示
Windows XP Service Pack 2、ようやく開発完了

MicrosoftがXP SP2を公開するも、これをすぐに適用すべきかは微妙な様子。

Windows XP Service Pack 2がやっと公開になりました。
公開が延々と延期されてきただけに、「やっと」という思いが強いです。
Service Pack 2を導入することで、Windows XPの中にある脆弱な部分が、かなり強化され、安全度が桁違いに上がるわけですが…。

一応は歓迎しながらも、「では早速導入しよう」とも言いにくい状況が、実はあります。
なぜかと言うと、Service Pack 2は、安全性を上げることと引き替えに、これまでのXPとの互換性を、一部切り捨てている面があるからです。

つまり、Service Pack 2を導入すれば、一部のソフトが動作しなくなる可能性があります。

そのため、一部の企業では、Service Pack 2の導入を見合わせるよう、社員に指示しています。
仕事に使っているソフトが動作しなくなったら、そりゃ困りますよ。仕事ができなくなるんですから。
動作するセッティングや、代替えソフトが用意できないと、安心してService Pack 2を入れるわけにはいかないってことです。

では、個人の人は、どうすべきなんでしょう。

私は、原則として、導入すべきだと思います。
ただし、2週間ないし1か月、様子を見てから導入する方が、より安心でしょう。

2週間ないし1か月が経過していれば、主要なソフトは、Service Pack 2での不調があれば、その対策を行っているでしょう。
新しいバージョンを公開するとか、不調を回避するための情報を用意するとかね。
ですから、万一使っているソフトに不調が出ても、たいした苦労をすることなく、使える状態にできるだろうと思います。

実際、しばらくService Pack 2の導入を見合わせるにしても、延々と見合わせ続けるわけにはいきません。
Service Pack 2ではないXPに空いた脆弱性の穴は、それほどに大きいものです。
この脆弱性は、インターネットを利用する限り、必ずつきまとってくるものなので、1か月以上、入れないままほったらかしておくというのは、あまり感心できません。
とにかくしばらくの間は、Service Pack 2について、公開される情報を気にしておくようにしましょう。

2004/08/08

伝説のアトランティス大陸「99.8%でアイルランド」

伝説のアトランティス大陸は、アイルランドのことだったに違いない…という新説です。

正直なところ、どの程度信憑性が高い説なのかは分かりませんが、発表した学者さんは「99.8%」の自信を持っている様子。

確かにそれもありえるかも、とは思いますが、どうなんだろなぁ。
アトランティス大陸は、単にプラトンの創作ではないか、という説もあるだけに、所詮眉唾な気もします。

でも、こういう説は好きです。
真実がどうであれ、夢やロマンを、そしてドラマを感じます。
伝説や古代史から、わずかな真実を掘り起こすことは、学問の中でも、最高に楽しい部類の一つではないでしょうか。

2004/08/08

今日から始めるデジカメ撮影術 第2回 水着と人との関係
今日から始めるデジカメ撮影術 第1回 打ち上げ花火と線香花火の関係

デジカメを使った撮影解説記事。分かりやすいです。

カメラっていうのは、結構難しい機器だと思う。
もちろん最近のカメラは、撮るのは簡単にできる。
しかし、「簡単に撮れる」ということは、必ずしも「撮りたい写真が撮れる」こととは違う。
こんな感じに撮りたいと思っても、その通りに撮影するためには、それなりのノウハウが必要で、そこがカメラを奥の深い趣味にしている。

で、この記事。
水着の女の子がモデルということもあって、ちょっぴりHな感じもしないではないのだが、人物撮影に必要な最低限の知識を、とても分かりやすく解説していると思う。
人物写真を撮りたい方に、とてもお勧めです。

ちなみにこの「水着と人」は、デジカメ撮影術の第2回。
第1回は「花火」でした。
こちらも解説は分かりやすいですが、花火を実際に撮影するのは、人物(水着でなくとも)以上に難しいです。(^^;;

2004/08/07

裏切りの朝日記者…内部告発を無断録音 対立陣営に漏洩、2人を退社・減給処分
本社記者を退社処分 取材の録音、外部に流す
取材を無断録音、別の取材先に渡す 朝日新聞、6人処分

朝日新聞の記者が、内部告発した人が「録音はしないで」と頼んだのに、告発内容を無断で録音し、それをそのまま対立陣営側に流してしまったそうです。

内部告発した人の立場は最悪でしょう。
それでなくとも内部告発はビクビクものだったでしょうが、今後対立陣営から直接的に間接的に、どういう扱いを受けるか、分かったものではありません。

しかも告発先は大病院(慈恵医大)です。
医療の世界の上下関係や身内意識の厳しさは周知の事実です。
直接の批判は仮になくても、告発者が苦しい立場に追い込まれていくことはまず間違いないでしょう。
それこそ自殺にまで追い込まれてしまう可能性も十分考えられます。

この記者はそういった状況を全く考えなかったのでしょうか?

これによって、内部告発者のリスクが浮き彫りになったと思います。

企業内の犯罪行為は、雪印や三菱自動車の例が示すとおり、実に大がかりかつ陰湿で、内部告発者の勇気なくしては、解決どころか、その事実すらなかなか明らかにできません。
内部告発をすべきか迷っている人は決して少なくないでしょうが、その誰もが、自分の人生を棒に振る可能性と戦い、迷い続けているはずです。

今回の朝日新聞記者の行為によって、数多くの内部告発が、闇に葬られることになるでしょう。
該当記者は退社処分となったようですが、その程度の処分で済ませてよい事件なのか、私には疑問です。
事件を追い、真実を明らかにするのが記者の使命だとしたら、より厳しい処分を行うとともに、新聞社そのものの責任をもっと追及すべきなのではないでしょうか。

私は朝日新聞が決して嫌いではありません。
むしろ他の新聞に比べれば、好きな方と言ってもいい。
しかし朝日新聞社の体質は、かつてと比べ、次第に不健全になっているような気がしてなりません。
今回の事件が、それを象徴しているように思えるのは、私だけなのでしょうか。

2004/08/05

「架空請求」の業者名を公表、HPで閲覧可能に
架空請求に関する相談件数が多い業者名リスト

身に覚えの無い請求があったとき、まずはここを確認。

架空請求サギが流行っています。

払わないと差し押さえるぞ、みたいな脅迫じみたものもあれば、振り込み先のみを淡々と記入したものもあって、受け取った側にしてみれば不安で仕方ないでしょう。

困ったことに、警察に相談しても、「観に覚えがなければ、払わなくていいですよ」みたいな返事が返ってくるだけで、詐欺と断定してはくれないんですよね。

国民生活センターでは、このほど、同センターに相談があった上位12業者と、全国各地の消費生活センターに相談があった上位30業者のリストを公開しました。

これを見れば、請求してきた業者が詐欺なのかどうか、かなりの確率で判断できます。

リストは適時更新していく予定だそうです。

2004/08/04

「酒を飲めば賢くなる」
「たばこを吸えばIQ5倍速く減退」

お酒の記事は昨日のもの。煙草の記事は3月のもの。

適量のお酒は、脳への血液循環を促進し、頭を良くするのだそうです。

「規則的に週に平均1杯ずつワインを飲む集団は、酒を飲まない集団よりも優れた能力を見せた」
「特に、一日にワイン1/2本またはビール1リットルを飲んだ集団は最高の能力を表した」

一方、喫煙は脳細胞を損傷させるため、喫煙者は非喫煙者よりも5倍、知能減退が早くなるとのこと。

「喫煙者が喫煙量を増やすほど、知能指数はそれに比例して低下する」

どうやら最新の研究でも、煙草は百害、酒は百薬ってことみたいです。

2004/08/04

テロ情報、同時テロ以前の古いものか 米有力2紙報道
世銀など金融5施設「テロの恐れ」 米政府、警戒度上げ
「ブッシュ政権はテロリストを増やしている」 ケリー氏

アメリカのテロ警戒宣言は、もしかしたらブッシュ政権の選挙戦術かもしれません。

つい先日、8月1日にアメリカ政府は、『ニューヨーク証券取引所や世界銀行など五つの金融機関施設を標的にしたテロ計画が存在する具体的な情報をつかんだ』として、5段階からなるテロ警戒レベルを、上から2番目の「オレンジ」に引き上げました。

しかし、この情報の大半は、2001年の9.11同時テロ以前の古い情報に過ぎないことが、ニューヨーク・タイムズ及びワシントン・ポストによって暴露されました。

「米政府がテロ警戒レベルを引き上げた金融関連施設がいまもアルカイダの攻撃対象になっているかどうか、多くの政府当局者が懐疑的な見方をしている」

もちろんだからといって、この警戒宣言を無視することもできないのですが、暴露される以前から一部には、「有権者の恐怖をかきたてる選挙戦術ではないか」と疑う声も出ています。

情報が同時テロ以前のものであることが暴露された今、この懐疑的な声がさらに広がっていくことはまず間違い無いでしょう。

2004/08/04

私大の3割が定員割れ、短大は4割 今年度

既に私大の3割が定員割れだそうです。なるほど。

大学の総定員は425,442人で、昨年より1,710人増。
しかし志願者数は3,067,060人で、昨年より94,716人減。
入学者数は470,088人。

総定員より約1割多く入学しているにもかかわらず、私大の3割が定員割れ…ということは、いかに人気のない大学があるか、ということでしょうねぇ。

実際、しょうもない大学で人生を無駄に過ごすのはもったいないです。
ある程度の大学を目指すか、そうでなければ専門学校なり、働くなり…。
海外留学って方法もありますが、これも本当に本人のプラスになるかは難しい判断でしょうね。
特に今みたいにテロだの戦争だの言ってるときは。

2004/08/01

飲めば眠れる「ナイトミルク」 寝ている牛から搾乳

スイスで販売したら好評の様子。

眠りをコントロールする「メラトニン」というホルモンがあります。
光を感じなくなると身体の中で増え、眠気をもたらしてくれる。
そして身体が光を感じると、自然と減少し始め、結果、目が覚める。
睡眠をコントロールする、自然な睡眠薬みたいなものです。

有り難いのは、メラトニンは呑み過ぎない限り、副作用の心配がほとんどないこと。
アメリカでは普通のドラッグストアで購入でき、不眠症や時差ぼけ解消薬として使われています。

で、このメラトニン、寝ている牛から取った牛乳に、通常の5倍も含まれているのだそうな。
そこで、このメラトニン含有量の多い牛乳を「ナイトミルク」という名称で販売したら、とても好評という話。

日本ではメラトニンは市販薬として認可されてないはずだし、当面は国内販売はできないんでしょうけど、確かに不眠症ぎみの人には有り難い飲み物だろうと思います。
きっとそのうち、日本にも上陸するんでしょう。
何年先かは分かりませんが…。

21世紀の公園で