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2006/05/13

社説:格差社会考 雨の中ずぶ濡れの子は無責任な親のせい

「雨の中の自画像」、3〜4割の非行児がずぶ濡れに描く。

児童心理学上で、このテストがどの程度の精度を持つのかは解りません。
「雨の中にいるあなたの姿を描いてください」と言われて、ずぶ濡れの自分を描く子供が増えているのだそうです。

毎日新聞の社説では、これを「親子関係のゆがみを投影する不気味な現象」と指摘し、併せて、非行児のタイプが「一昔前のように暴れて教官を困らせる粗暴型ではなく、ストレスや不安を抱えきれずに、泣き叫んだり、情緒不安定になるタイプが主流になっている」ことを紹介しています。
また、「離婚した両親がそれぞれ自分たちの恋愛に夢中になり、子供をほったらかしにしたため、子供が非行に走る……といったケースまで激増している」とも。

親の愛情を信じられない孤独な子供。

それは同時に、家族の絆を保つことの難しさでしょう。

「家族の団欒」という言葉は、かつては圧倒的なリアリティーを持つ言葉であったと思います。
しかし今は、家族全員が揃って団欒しているといった風景は、大変珍しいものになっているのではないでしょうか。

社説では、「その責めを子にだけ負わせてはなるまい。少年法改正による厳罰化より、親への対策に取り組むのが急務ではないか」とまとめていますが、実際には、もっと根が深い問題でしょう。

「核家族」「共稼ぎ」「個人主義」「長期出張」「男女差別」「世代間の価値観の違い」「家族型の娯楽の崩壊」「地域型コミュニティーの崩壊」…。
こうした全てが、子供に限らず、多くの人を孤独に追いやっているように見えます。

「携帯」や「インターネット」といった新しいメディアがコミュニケーション・ツールとして急速に普及していってるのも、裏をかえせば、コミュニケーション不足に対する不安が拍車をかけている面も強いのではないでしょうか。

正直なところ、私も理想には程遠い生活をしています。
子供のことを考える時間が、全くないぐらいの時期もありました。
そのせいか、信頼できるコミュニティーを確保したいという気持ちが強くあります。

かつては親戚、縁者、地域の付き合いというコミュニティーが当たり前でした。
しかし今は、同じ価値観を共有するコミュニティーを、インターネット等を通じて作り上げる時代になってきています。

こうした新しいコミュニティーにも参加できず、古いタイプのコミュニティーにも同化できずにいる…そういう人達は、今後、ますます孤独に追い込まれて行くのかもしれません。

仲間を作り、絆を作ること。
これは今の日本にとって、おそらく最も大きな課題なのだろうと思います。

2006/05/12

現時点で判明した「Windows Vistaの欠点」を暴く

Windows Vistaに期待してる人に冷水を浴びせるような…。

そんな記事ですが、でも、私も基本的には、ほぼ同じ意見なもので。

見た目のパフォーマンスではなく、もっと「シンプルで使いやすいもの」にこだわってほしいと、痛切に思います。

2006/05/11

1割は未だ Win98/Me、3割が「Intel Mac、聞いたことない」〜OS 調査

久々の更新になってしまいました…(^^;;

実はしばらく、竹島問題など、韓国との外交に注視していたのですが、あまりにも不毛な韓国サイドの対応に呆れてしまい、書けば不満ばかりを書き並べることになりそうなので、しばらく書くのを遠慮していたような次第。
さっぱり更新されないことに不満の方もいらっしゃったことと思います。
申し訳ありませんでした。

さて本代。もとい。本題。

日本のインターネット・ユーザーの約8割がWindows XPを使用している一方で、Windows Me/98SE/98を未だ使用中の人が12%いるのだそうです。

インターネットに接続していない状況では、おそらくMe/98SE/98のユーザーはもう少し多めでしょうから、おそらく全体の約15%がMe/98SE/98のユーザーなのでしょう。

実際のところ、私の環境も、未だXPと98SEが混在した状況です。
XPに統一しても、ほぼ支障ないはずなんですが、XPに統一すべきというほどの理由もなく、なんとなく混在した状況が続いています。

一つには、98SEの方が動作が軽いという事情もあるんですが。

来年にはXPに代わり、Windows Vistaがリリースされますが、現時点では私は、Vistaにはほとんど期待を抱いていません。
ますます重いOSになりそうなだけに、むしろXPの軽量化をやってくれたらなぁと感じています。

こういうのって、へそ曲がりなんでしょうか?

21世紀の公園で