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2009/01/17

【時論】部品・素材、大企業が主導すべき(1)
【時論】部品・素材、大企業が主導すべき(2)

韓国との共存は無理だと改めて思ってしまった。

私はできるだけ、日本の代表的な新聞の社説は読むようにしています。新聞を取らなくてもインターネットで読めますから有難いことです。

そして同時に、韓国の新聞の社説もチェックしているのですが、反日感情丸出しの記事が年中出てくるので、読んで不快になることも多いのです。

しかし、ここまで不快な社説も珍しい。

リンク先は、韓国の代表的新聞の一つ、中央日報の時論(要するに社説)です。

大雑把に要約すると…

「韓国の産業の多くは日本の部品に依存しているため、日本との貿易収支は一度も黒字になったことがなく、貿易赤字は年々増えるばかり。深刻な状況である。日本はもっと誠意を見せ、韓国内の部品・素材産業に対して積極的な支援をすべき。それなくして両国間の友好増進などありえない。」

自由競争の原則を全面的に無視し、一方的な支援を当然とする感覚は、全く理解できません。
しかも、それなくして「友好」もありえない?
支援を頼む態度どころではありません。

これが韓国の代表的マスコミの社説であるという事実が、何よりもすごいとしか言いようがない。

記事を読めば分かりますが、韓国は、日本から300円で部品を仕入れ、それを組み立てて、海外に600円で売ってるわけです。

こういう構造である限り、日本に対して黒字となるはずがない。
それどころか、日本からの仕入れがなければ、韓国は外貨を獲得することすらできない。
日本はむしろ、韓国から感謝されてもおかしくない立場のはずです。

そんなに赤字が嫌なら、日本から買わなければいいのに、と思ってしまいます。
買うしかないのだとしたら、それは自国のIT基盤が脆弱なためであって、それは韓国内の問題でしょうに。
どうして日本を責める記事になるのか、さっぱり分かりません。

しかも実際には、韓国のIT産業に対し、日本のメーカーは、ずいぶん技術をタダで提供してきているんです。

ろくに努力せず、被害者面で無心し、感謝することもなく、不十分な収入は相手の誠意が足りないからだと言い出す…。
そういう隣人から何か依頼されたとしたら、貴方ならどうしますか?

自分に余裕があるなら、相手のためにできることもあるのかもしれません。
何度かは手を差し伸べるかもしれません。

しかし、結局は「距離を置くしかない」と思います。

2009/01/01

良い時代の幕開けとなりますように


不況です。日本の経済は世界的には「まだマシ」と言われていますが、現実には大変厳しい不況が世の中を暗くしています。

会社の安定を優先するためとはいえ、万人単位で労働者が冬の夜空に放り出されている状況は、社会的強者と社会的弱者との格差がさらに広がることの象徴でしょう。

かつては社会的強者には強者なりの自負があり、政治や経済を通して国を先導していったものです。明治から昭和初期にかけての政治には、そうした気概を強く感じます。

しかし、今国会にいる政治家たちは、日本をどうしたいと考えているのでしょうか。
彼らの言葉からは、日本の未来はさっぱり見えてきません。

昔、「でもしか先生」という言葉がありました。
「先生にでもなるか」「先生にしかなれない」
そういう先生が増えている…と嘆いて言われた言葉です。

もしかして今、国会には、「でもしか政治家」しかいないのではないかと、私は不安になります。

政治家には政治の指標がなく、経済人は他者を切り落とすことしか考えない。
私はそこに「持てる者の奢り」を感じてしまいます。
それはもしかしたら「バブルの残滓」なのかもしれません。

おそらく、バブルが崩壊してもなお、いまだにバブルの夢から離れられない政治家や経済人が大半なのです。

私見ですが、ブッシュもある意味、バブル再来を夢見る政治家であったと思います。

ではもし、オバマ氏の掲げる「チェンジ」が、バブル後の新しい時代への指標になっていくのであれば…。

不況はしばらく続きそうです。
しかし、もしかしたら、より良い未来への序章は、今年から始まるのかもしれません。
2009年1月1日
21世紀の公園で・管理人(ちゅん)

21世紀の公園で