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2003/09/30

貸本からも著作権料、作家の「貸与権認める」法改正へ

貸し本からも著作権料を徴収することになりそうです。
大型古書店が大量に増え、さらにその系列のレンタル書店も目立って増えつつある現状からすると、こうした流れは仕方ないでしょう。
一応記事には「既存の零細貸本業者には、貸与権を行使しない方針」とあります。
これは、小規模の貸し本屋さんからも徴収するとなると、事実上貸し本屋さんの経営が成り立たなくなるからでしょう。
著作権の管理は、本来の意味からすると、著作権者、つまり作家毎に管理しなくてはなりません。
帳簿に逐一記載して、それを著作権者(もしくは管理団体)に送り、定期的に著作権料を振り込む。
この管理にかかるコストや時間は、並大抵ではないはずです。

2003/09/29

米シマンテック/PowerQuest Corporationを買収
System Selector 3

シマンテックと言えば、セキュリティソフトでは1、2を争うソフトメーカーですが、そこがPowerQuest社を買収したそうです。
PowerQuestは、パーティションマジック等のストレージ系ユーティリティで1、2を争うソフトメーカー。
シマンテックのユーティリティは、さらに高機能化、総合化されていきそうです。

ちなみに私は、以前はパーティションマジックの大ファンで、このソフトを知り合いにずいぶん勧めた時期があります。
しかし次第に価格が高くなったことと、もっと安価で高機能な同系統のソフトを知ったことで、今ではパーティションマジックは使わない状況となっています。

最近使っているのは、System Selector 3というソフト。
パーティション管理と複数OS切り替えの機能を持っていて、ダウンロード版なら4千円。
使い勝手にマニアックな面があり、初心者ユーザーには使いこなしにくいところもありますが、総じて高機能であることは間違いありません。

2003/09/29

97歳走者が「大会新記録」 マスターズ陸上100m走

私は滅多にスポーツネタは取り上げないのですが、これは取り上げておきたいと思いました。
「中高年の生涯スポーツの祭典、第24回全日本マスターズ陸上競技選手権石川大会」で、「参加者で最高齢の石川喜一さん(97)が100メートルを39秒66で完走した」そうです。

97歳で100mを完走ですよ!
素晴らしいです。
年齢が上がるにつれて、どうしても身体に何らかの支障が出てきます。
しかしその人の生き方次第では、こういうこともできる。
そういう「人生のお手本」を見せてくれているのだと思います。

2003/09/29

日本人、高級ブランドに飽きる、売上げ30%以上減少

日本での、高級ブランド品の販売額が、1996年の2/3程度まで落ちているそうです。
不況のせいもありますが、そもそも高級ブランド品を買いまくる女性が多かったこと自体が、バブルの残骸そのものではないでしょうか。

2003/09/29

訃報:夢路いとしさん78歳=漫才師
夢路いとしさんが死去 上方漫才、兄弟でコンビ
夢路いとしさん「80歳まで現役」の夢かなわず逝く

「いとしこいし」さんの漫才は、情感が豊富で、上品だった印象があります。
実際には言葉の早さはかなりのものだったはずですが、晩年のイメージと、また「やすきよ」以前の漫才を代表する方だっただけに、その対比として、どこかおっとりしたイメージがあるのかもしれません。
なんにせよ、できればお二人の漫才を、TVで特集してくれないものかと思います。
私はぜひ観たいです。

2003/09/29

米MS、Longhornの完成を2005年8月15日に設定

WindowsXPの次バージョンの完成は、2005年8月15日の予定だそうです。
個人的には、あまり期待していません。
便利になる面は多いでしょうが、不要な機能も多数増えるようですし、総じてますます重いOSになりそうだからです。
私はむしろ、現在のXPをよりシンプルにし、(セキュリティ的に)堅牢にしたバージョンが欲しいです。

2003/09/29

米政権:イラクの大量破壊兵器で新たな疑惑表面化

イラク情勢は相変わらず不安定なままですが、またもイラクの大量破壊兵器に関する新たな疑惑が出てきました。
それは「ブッシュ大統領の側近であるホワイトハウス高官が、政権に不利な証言をしたウィルソン前駐ガボン大使に報復するため、前大使の妻が米中央情報局(CIA)の秘密工作員であることを少なくとも6人の報道関係者にリークした」という疑いです。
これが本当だとしたら、とんでもないことです。
戦争に異を唱える者の生活を破壊する。
こうした方法を取るということは、「正論では戦争を起こす必然性がない」と認識していたことにもなるはずです。
またパウエル長官は、ブッシュ政権発足後の2001年2月に、「イラクの大量破壊兵器の能力は大したものでなく、米国の脅威にはならない」と発言していたことも明らかになっています。
パウエル長官は「米同時多発テロを受けて評価が変わった」と釈明したそうですが、ブッシュ政権は最近になって「同時多発テロにイラクが関与している証拠はない」と明言しています。
だとしたらこの釈明も意味を持つとは思えません。

2003/09/26

東大の共用PC、マックに切り替え 来年3月から

東京大学が学生に開放しているコンピュータの大部分がiMacになるそうです。
もっとも、現在使用されているOSはLinuxだそうで、Windowsのセキュリティ・バグを嫌っての乗り換えというわけではないみたい。
Windowsマシンも少しだけ残るみたいです。
この時期にMacが1150台もまとめて入るのですから、アップルコンピュータとしては実に大きな成果でしょう。

それにしてもMac導入の理由が「ウィンドウズに比べて様々なソフトの導入がしやすく、不具合が起きても自分で直しやすい利点がある」というのは、個人的には少々疑問。
私は、Macでの不具合は、Windowsでの不具合以上に解決が難しいことが多いように感じるのですが…。

2003/09/26

変形DVD、姿自由自在に 販促用などに利用

DVDと言えば通常は円盤ですが、円盤以外のDVDが登場した模様。
記事ではTシャツ型のDVDの写真が載っています。
ユニークな形のものは、確かに販促物として面白そうです。
機関車トーマスのDVDは機関車の形をしてるとか、そういうのは子供にもアピールするでしょうね。

2003/09/26

東京・埼玉で越境合併構想=足立区と草加市、人口80万人超
市町村合併「破談」、1年で91件 新名称などで決裂も

読んで驚きました。
足立区と草加市が合併するかもしれないとのこと。

足立区は東京都の北端、草加市は埼玉県の南端にあたります。
東京と埼玉をまたぐ形で合併が行われば、人口80万の都市が生まれます。
この場合、足立区が埼玉になったり、逆に草加が東京都になったりするのでしょうか?
詳しい情報が欲しいです。

2003/09/26

エプソン、カラリオシリーズ発表会開催 〜ミニマムでシェア55%を目指す
キヤノン、2003年末プリンタ市場シェア50%以上が目標 〜2004年は圧倒的No.1をめざす
ブラザー、デジタル多機能機 マイミーオ

パソコン用プリンターと言えば、エプソンとキヤノン。
その二社が互いに「うちがシェア50%になるのだ」と気勢を上げています。
二社共に「時代は複合機」と見ており、プリンターは今後、高画質だけではなく、多目的な機器へと進むものと思われます。

ちなみに複合機とは、プリンター機能のほか、デジカメ画像を直接印刷できるとか、スキャナ機能を持っているとか、コピー機としても使えるとか、そういうものです。

私は上記二社以外の大穴として、ブラザーを挙げておきたいと思います。
ブラザーも複合機を出しており、ブラザーの複合機はなんといっても安くてコンパクト。しかも印刷時の音も静か。
印刷の仕上がりはエプソンやキヤノンに負けていますが、使い勝手はよく、エプソンやキヤノンにはない視点を感じます。
ファックス機能が付いている点も見逃せません。

2003/09/25

auの携帯電話機でFM放送を受信、楽曲のダウンロードなども可能に

auの携帯電話で、近くFM放送が聞けるようになるそうです。
しかも放送されている曲のタイトルなどをその場で確認できるそうで、これはかなり画期的な気がします。
この機能に対応した端末は12月に発売される予定。
私は先日買い換えたばかりなので、「あと3か月待つべきだったかも」と一瞬思いました。

2003/09/25

ネコを飼うと性格が変わる!?――寄生虫が人間の精神面に影響!

猫の体内に寄生する病原体が人間に感染すると、その人の性格を変えてしまうことがあるそうです。
しかも性格の変わり方は女性と男性で違うそうで、女性の場合は「社交的になり、自分の容貌により気を遣い、愛情豊かで性的魅力が増し、それにともない男性関係も活発になる」、それが男性だと「性の場合は規則に従うのを嫌い、反社会的行動に走りやすくなるとともに、嫉妬深く、女性から見てあまり魅力的ではなくなる」のだそうです。
また感染している人は反射速度が遅くなるため、自動車事故を起こす確率が健康な人の2.7倍になるのだとか。
この感染する病原体は、「トキソプラズマ症」の原虫。
妊婦に感染すると、胎児に深刻な障害が出る場合があることは、猫関係の本にたいてい載っています。
特に猫好きな人は要注意ですね。

2003/09/25

MS、トロンが歴史的和解 ユビキタス社会基盤で協力
MS、トロン陣営と提携 「独自路線」から転換?
MicrosoftとTRONの二人三脚

マイクロソフト社がユビキタスについて、トロンプロジェクトに協力する、とのこと。
ユビキタスにとって良い話に見えますが、必ずしもそうと言えないのがマイクロソフト社の怖さです。
マイクロソフト社は過去に幾度も、ライバル会社と技術提携を結んでは、あの手この手でライバル会社の新技術を骨抜きにし、潰してきたからです。
これはパソコンの歴史に詳しい人なら知っていることです。
(一応フォローしておきますが、マイクロソフト社の存続を不動にしていくための経営としては、その手腕は認められるべきでしょう。倫理的にはともかく。)

つまり、「協力」が本当に前向きなものなのか、それとも骨抜きににするための工作でしかないのか、その点が明らかにならない限り、結局トロンサイドは気を許すことはできないのです。
それでも対立してしまうよりはマシなんでしょうが。

2003/09/24

MSがチャットルーム閉鎖へ 悪用の影響を考慮
マイクロソフト、「MSNチャット」を18歳以上向けサービスに変更

マイクロソフト社は、欧州、中東、アジアのチャットルームを10月14日から閉鎖すると発表しました。
日本、米国、カナダでは、身元の明らかな登録者に限ったサービスとして継続するそうです。
閉鎖の理由として、チャットルームがポルノ写真の配布に使用されている点を挙げています。
それにしても、「身元が明らか」ということは、チャットルームのID取得にあたって、個人情報をマイクロソフト社に渡す必要があるということなのでしょうか?

二つ目のurlを追加しました。
こちらの方がより詳しいです。
2003/09/25

2003/09/22

東証急落、日経平均1万0500円割る 円急騰に嫌気

日経平均が急落しました。
先週末、調整に入りそうと書きましたが、調整どころか400円以上の下げ。
理由は円の急騰を嫌気したため、と見られていますが、連休に挟まれていることや内閣人事も影響しているのでしょう。
ただ、これが再度の下げにつながるのかどうかは、まだなんとも言えません。
水曜の展開に注意しましょう。

2003/09/20

100%でもエリア外?〜人口カバー率とは何か

私も知らなかったので、取り上げておきます。
携帯電話の「人口カバー率」というのは、実は「市町村の役所・役場がエリアに入れば、その市町村の人口分はカバーしたとみなされる」のだそうです。
役場でさえ電波が使えれば、実際に人が住んでいる場所で電波が使えなくてもその区域は「カバー率100%」となるわけで、これはかなり酷いダマシの数字なのではないでしょうか。
もっと現実的な数字で表示してほしいものだと思いました。

2003/09/20

実は映像鑑賞中 ミノルタが眼鏡型カラーディスプレー

これは凄い製品かもしれません。
一見普通のメガネですが、実はそこにはパソコンや映画が表示されている…。ミノルタはそんなモニターを発表しています。
これまでは、サングラスに見えるタイプはあっても、透明なレンズを使ったものはありませんでした。
発売時期も価格も未定ですが、ウェアラブルPC(身に付けて使うパソコン)がどんどん身近になってきています。

2003/09/20

ワームが貢献? セキュリティアプライアンス売上増大
[WSJ] 脆弱性はWindows離れを招くか?

夏のウイルス騒ぎはどう影響していくのか。
まずウイルス駆除ソフトが馬鹿売れしています。
雑誌でもセキュリティ対策についての特集が増えました。
読者がそれを求めるようになったのです。
(一部、神経質になり過ぎた人達も増えていますが。)
そして業務用パソコンとしてWindowsマシンを使うのが本当に賢明なのか、迷い始めた人達がいます。
今やLinuxの完成度は、Windowsに迫る勢いです。
Windowsには多彩なソフトというアドバンテージがありますが、特定の業務でのみ使う前提でしたら、Linuxでも何ら支障ありません。

実際、特定のシステムに依存する環境というのは、いざそのシステムが崩れはじめたとき、打つ手がなくなるリスクがあります。
家庭においても、もしパソコンが複数台あるのなら、全て同じOSにするのではなく、1台だけは別の環境にしておく。
たとえばWindowsXPばかりにせず、同じWindowsでも98を1台混ぜておくとか、あるいはいっそLinuxを1台入れておくとか。
そうすると、いざというときの保険になります。
ただ、現実問題としては、家庭でそこまでやる必然性は薄いでしょう。
複数の環境を扱うのは面倒ですし、日常のメンテナンスにも余計な手間や時間がかかってしまいます。
しかし仕事で使っているのだったら、そういう使い方の方が確かに安全です。

2003/09/20

大物音楽プロデューサーの犯行と断定、女優殺害事件

18日に取り上げた「LET IT BE」の再編集版。
その「前のLET IT BE」のアレンジをしていたプロデューサー、フィル・スペクター氏が殺人犯として断定されました。
気になる方は記事を参照してください。
しかし、このタイミングでというのは、なんとも…。

2003/09/19

IPA調査、Windows 2000/XPパソコン所有企業の18.6%がBlasterに感染
ファイアウォールを持たないあなたへの「最後の警告」

アンケート結果内容から気になる部分を抜粋してみます。

パソコンを所有している会社は全体の88.4%。
その約半数は、Windows2000もしくはWindowsXPのマシンを所有する。
そしてそのうちの18.6%が今回のウイルスに感染した。
従業員100人以上の企業に限定すると、感染した割合は約1/4。
ウイルス発見後も企業として特に対策していない会社は3割にものぼる。
社員数の多い会社ほど、Windows Updateをユーザー任せにする傾向が強い。

記事では「社員数の多い企業ほどセキュリティ対策が甘くなる現状が浮き彫りになっている」とまとめていますが、その点には少々疑問符が付くと思います。

Windows Updateにはいくつかの問題点があります。
一番大きな問題は、Windows Updateを行うことによって、意図していなかった改変が行われ、それが業務の支障となる可能性です。
Windows Update以外のセキュリティ対策をきちんとやっている組織では、むしろWindows Updateはあまり歓迎されていない、という場合もあるのです。

今、マスコミは「ウイルスが怖いならWindows Updateを行いなさい」と一斉に勧めています。
一応正論ではあるのですが、Windows Updateに潜む危険性を無視していることが私には気がかりです。
実際にはWindows Updateよりもファイヤウォールを導入することの方が、ウイルス対策としてははるかに重要です。

ファイヤウォールソフトは購入してきてもいいですが、簡易版ならWindowsXPに付いていますし、無料で使える本格的なファイヤウォールもインターネットから入手できます。
またパソコンの負荷を上げたくないのであれば、ファイヤウォールソフトを入れる代わりに、ルータを買ってきて、ルータのファイヤウォールを使うこともできます。
ルータは安いもので4千円程度ですから、安心を買うことを考えればたいした出費ではありません。

無料のファイヤウォールソフトで有名なのは、ZoneAlarmとOutpostでしょう。Outpostは日本語が最初からサポートされていますし、ZoneAlarmも日本語化バッチが公開されています。
どちらもちょっと検索すれば入手できるはずです。
また現在発売中のpcJapan 10月号にはOutpostが特集されていて、CD-ROMにも収録されているようなので、これを本屋で買ってくるのもいいでしょう。

2003/09/18

ビートルズ「レット・イット・ビー」原型、11月発売
サイモン&ガーファンクル公演、入場券即完売の人気

ビートルズのポール・マッカートニーは、ビートルズのラストアルバム「LET IT BE」について、度々コメントしている。
「あのサウンドは私達が意図したものではない。あれはフィル・スペクターが勝手にいじくりまわしたものだ。」

ポールの名曲The Long And Winding Roadはシンプルなピアノバラードのはずだったのに、ド派手なオーケストラによってベタベタの甘ったるいPOPSになってしまっているし、タイトルになっているLet It Beでさえもシングル版とアルバム版では編集がかなり異なっている。
それでも名曲なのは間違いないのだが、元々「シンプルなバンドサウンドに戻そう」と企画されたアルバムが装飾のテンコ盛りになって発売されたのだから、ポールが怒るのは当然と言えば当然だろう。

そんなポールが散々噛み付きまわっていただからだろうか。
企画当初のシンプルなサウンドに再編集したLet It Beが発売されるのだそうだ。
35年も前のサウンドである。
しかし聴きたいファンは今も多いだろう。

Let It Beは、元々アップル社の屋根の上で予告無しに演奏されたもので、その一部始終が映画としても公表されている。
この映画も先日、初の一般販売が確定したばかりだ。

一方、ビートルズとほぼ同時期に日本でも絶大の人気を持っていたサイモン&ガーファンクルが再結成コンサートを行うことになり、このチケットは即完売だそうだ。

当時、ポール・サイモンのギターにはずいぶん憧れたし、アート・ガーファンクルの声はなんて美しいのだと不思議なほどだった。
彼らのデュオを私ももう一度聴きたいと思う。

2003/09/18

フセイン元大統領の同時テロ関与、証拠ない・米大統領
米大統領、「フセインが同時テロに関与した証拠ない」

フセインがアメリカ同時テロに関与した証拠はない、と今になってアメリカが言い始めています。
しかしイラク開戦の理由の一つとして、「同時テロの元凶であるフセインを潰す必要がある」と考えていたアメリカ国民はかなりの数のはず。
実際、「米国民の約7割がフセイン元大統領が同時テロに関与していたと考えている」のですから。

アメリカ政府が、あえてそういう風聞ができあがるように工作していたと考えるのが当然でしょう。
今になって「そういうわけではなかった」と言われても、傷つき死亡していった人は戻ってきません。
フェアプレイを行わずに正義の戦争を始めたら、それは既に正義ではなくなっているのではないでしょうか。

2003/09/18

東証大引け・4日続伸、1万1000円台回復
NY円、2年半ぶり114円台に突入

日経平均が11,033円に。
1万千円台で取引を終えるのは1年3か月ぶり。
また円相場は1ドル=114円台に。
こちらは約2年半ぶりです。
底からじわじわと上昇してきている感じは、小泉内閣にも追い風になっています。
値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はほぼ同じで、売買代金と売買高は前日を下回っているので、数日調整となる展開かもしれません。

2003/09/18

クローン羊ドリーの研究所、経営難で身売り

クローン羊ドリーを誕生させたイギリスのバイオテクノロジー会社「PPLセラピューティクス」が経営難で売却されることになったそうです。
ドリーの他、人間への臓器提供に使えるクローン豚の開発にも成功しており、目を引くだけの要素は十分あったはずですが、宗教団体からの強い非難の報道もあったと記憶しています。
どうやら決算の赤字と、研究事業の拡大し過ぎを株主から批判された結果の身売りの様子。
同社の株価は97年に460ペンスの最高値を付けたものの、最近は6ペンス前後に落ちていたそうです。

2003/09/16

最も攻撃を受けている OS は Linux

ちょっと面白いデータが出ていたので紹介しておきます。
インターネットにおいて、Linuxサーバーが攻撃される量は、Windowsサーバーが攻撃される量の3倍近いそうです。
しかし一方、サーバーを政府機関系に絞ると、この量関係は逆転してしまうのだそうです。
このデータを普通に解説するならこうなります。

「一般的に言えば、LinuxサーバーはWindows系サーバーよりも狙われやすい。それは、小規模のサーバーではLinuxが安易に使われていることが多く、管理者不在で、セキュリティに甘いケースが多いからだ。しかしLinuxサーバーが狙われる場合は、狙われたサーバーは無作為に選び出されただけである場合がほとんどだろう。一方、政府系のサーバーにおいては、LinuxよりもWindowsが狙われるケースが多い。システム管理者がきちんと存在する部署においては、Linuxサーバーは比較的きちんと管理されているのだが、Windows系サーバーは、システム管理者が存在していても、管理が不充分なケースが少なくないからだ。そしてそれは、セキュリティバグの穴が、Windowsにはあまりにも多過ぎるから…」

ただ、このデータは、それぞれのサーバーの総数が明示されていないため、実はあまり意味を持ちません。
Linuxサーバー1万3千台が攻撃を受けたのに対し、Windowsサーバーは4500台だった、と言われても、たとえばLinuxサーバーが全部で5万台あるのに対し、Windowsサーバーが1万台しかないのだとしたら、絶対数ではLinuxが3倍攻撃されていても、攻撃を受ける可能性ではLinuxの方が少ないことになります。
同様のことは政府系のサーバーでも言えます。

つまり、このデータは、もしかしたら、単に「一般のサーバーはLinuxが多いが、政府系のサーバーはWindows系が多い」ということを示しているだけである可能性もあるわけです。
このデータから何か結論を引き出すためには、オリジナルの調査報告をきちんと読み直す必要がありそうです。

2003/09/16

マイクロソフト、Windows XPのセキュリティ向上用CD-ROMを店頭で無料配布

2〜3週間ほど前(Blaster騒ぎの直後ぐらい)から話には出ていたことですが、マイクロソフト社は今回のウイルス騒ぎ(というかWindowsXPの欠陥騒ぎ?)を重く見て、9月20日から、全国のPCショップで、Windows XPのサービスパックや修正ファイル、Windows Update設定の自動調整などを含むCD-ROMを配布するそうです。
オンラインでのアップデートは、サポートが打ち切られたら終わりなので、こうしたCD-ROMは「いざ」という時のために入手しておくことをお勧めします。
もちろん、インターネットに接続していない方や、インターネット回線のスピードが遅い方にとっても重宝するはずです。

2003/09/16

ソニー、4色カラーフィルター搭載8Mピクセル機「サイバーショットF828」
ソニー「DSC-F828」紹介サイト
ミノルタ、光学7倍ズーム機「DiMAGE A1」〜CCDシフト方式の手ぶれ補正機構を新開発

ソニーから800万画素デジカメが登場します。
レンズが28〜200ミリの光学7倍ズームでF2.0〜2.8と明るく、シャッタースピードは8〜1/3200秒。
定価16万円は結構な値段ですが、スペックから考えると十分安いと言えるでしょう。

それにしても28〜200のレンズとは、実にミノルタのDiMAGE A1と真っ向から勝負してるようなもの。
DiMAGE A1は今週末あたりに11万円前後で店頭に並ぶ予定ですが、これも28〜200ミリ。
ただしF値は2.8とDSC-F828に負けます。
A1は500万画素なので、この点もDSC-F828に負けますが、500万画素以上はプロでないと不要という考えからすれば、これは決定的な差ではありません。
むしろA1にはCCDを動かすという、ある意味究極の光学手ぶれ補正が付くという強力な押しがあります。

一眼風のデジタルカメラの中で、こうしたセミプロを意識したカメラが一気に登場してきたのは嬉しい限りです。
デジカメは、既に普及機が浸透し、携帯にも内蔵されるのが当たり前となり、そろそろ新しいステージに入ったということでしょう。

そうそう。少々画質の点では見劣りするようですが、フジFinePix S5000も、カメラ好きな人が思わず欲しいと思うようなカメラです。
こちらは5万程度。価格から言えば、これも十分お得感があります。

2003/09/13

Linuxは必ずしもコスト減に結びつかず〜米Gartner調査

簡単にまとめると、サーバー用途など、使用するアプリケーションが限定されている場合は、Linuxに乗りかえることでコスト減になるが、多種のアプリケーションを使う場合は、コスト的なメリットはあまりない、とのこと。
乗り換えにかかるコストは案外かかるものなので、Windows環境で既に問題無く使えている場合は、そのまま使った方がメリットが多いことが多いでしょうね。
ただ、Windows95や98が使われている環境においては、いずれにせよWindowsXPに移行するのか、あるいはLinuxに移行するのか、どちらかを選択することになります。
この場合、どっちみち一から組み直すのであれば、Linuxの方が安くなる可能性が高いでしょう。
Linuxは、良くも悪くもWindowsほどお遊び系のソフトは多くないし、管理者以外の人は設定を勝手に変えられないので、「仕事に専念できる環境」になる可能性も高いです。
ただ、古いWindowsで使っていたデータやソフトの一部を残すとなると、WindowsXPに移行するほうが簡単なことも事実。
コストだけで考えても、最終判断はできません。

個人的には、個人的なデスクトップ環境では、まだWindowsの方が有利な点が圧倒的に多いと感じています。
しかし小規模〜中規模のサーバーであればLinuxを選ぶべきだと思いますし、企業内のワークステーションとしてなら、Linuxでもほとんど問題ないだろうと感じています。
(ほとんど、という言葉からこぼれ落ちるかどうかは、何に使うか次第なのですが。)

2003/09/13

RIAAに訴えられた違法ファイル交換ユーザー、それぞれの言い分
RIAAの訴訟でCD販売は回復するのか
RIAA、音楽ファイルの違法交換ユーザーに対する訴訟を開始

9月8日にアメリカの音楽業界(RIAA)は、音楽ファイルの違法交換ユーザーに対する訴訟を開始しました。
音楽ファイル1000曲以上を違法に配布しているユーザー261人を告訴したものですが、その261人の中には12歳の子供や71歳の男性も含まれています。
RIAAは「召喚状を送られたすべての人が違法行為だとわかって音楽ファイルを交換していた」と主張していますが、訴えられたユーザーの中には違法行為だと気付いていなかった人も少なくないようです。
RIAAの訴訟は、違法交換するユーザーの数を減らすという意味では効果を上げているようですが、しかし違法ユーザーの数が減った以上に、CDの売上げ減少が加速しているとも指摘されています。
またRIAAに加盟しないアーティストの音楽を購入することを呼びかける運動が注目されており、RIAAの訴訟は多くの反感を買っているようです。

音楽ファイルの違法交換に興味がない人も、できれば「それぞれの言い分」は記事をぜひ読んでみていただきたいと思います。
おそらく「自分とも関係のある話なのかもしれない」と思われるはずです。

2003/09/12

あの人は今こうしている 西脇美智子

この手のニュースは21世紀の公園っぽくないのですが、西脇美智子さんの今がとても充実している雰囲気なんで、思わず取り上げてしまいました。
西脇美智子と言えば、かつて“ボディービル界の百恵ちゃん”と言われ、その後香港映画に進出。
日本では珍しい「本当にアクションができる女性スター」でしたが、最近、彼女の話が聞こえてこない…と思っていたら、現在ハリウッドでスタントマンとして活躍しており、2001年には映画「チャーリーズ・エンジェル」のスタントで「ワールド・スタント・アワード」という賞を貰っているのだそうです。
詳しくは記事を参照していただくとして、自分の身体を資本に、素晴らしい活躍をしているようです。
日本でも、こういう人がもっと増えるといいですね。
(日本では本格アクションが撮れないから無理かなぁ…)

2003/09/11

Windowsにまたもや“超特大”のセキュリティ・ホール,すぐにWindows Updateの実施を
8月の悪夢がまた? Windowsに深刻な脆弱性
Windows update

やれやれ、という感じですが、またWindowsXP(およびNT,2000)に深刻な脆弱性が発見されたそうです。
8月にBlasterというウイルスが猛威を振るいましたが、このときにBlasterに使用された脆弱性と似通っているため、ほっとけばBlasterの亜種による被害が出る可能性がある様子。
WindowsXPを使っている方は早めに「Windows update」からバッチを当てておきましょう。

2003/09/10

翻訳出来ず謝罪ちりばめた海賊版 ハリポタ最新作

ベネズエラで海賊版のハリー・ポッター最新刊が売れているそうですが、その海賊版、スペイン語への翻訳がうまくできなかったようで、文章のあちこちに「ごめんなさい。意味が分かりませんでした」「この部分の意味が理解出来なかった。意訳しました」という謝罪と英語の原文が載っているのだそうです。
ある意味良心的とも言える一方、だったら出版するんじゃねぇと文句を付けたくもなりますが、こういう海賊版を買った人はストレスが溜まり、結局は正式版も買うような気も。
腹立たしいのか微笑ましいのか、よく分からないニュースですね。(笑

2003/09/10

100歳2万人突破、長寿番付女性8割強

100歳以上の日本人女性は17,402人。100歳以上の日本人男性は3,159人だそうです。
沖縄、高知、島根は100歳以上の方の人口比が多く、逆に少ないのは埼玉、千葉、愛知だとか。
埼玉千葉が少ないのは、東京のベッドタウンとして発展した関係で、比較的若い世代が多く流入し、以前から住んでいる人達の割合が少ないからかもしれません。


2003/09/09

へそピアス外れ、勾留中の女性けが 人権救済申し立て

拘留中の女性が出廷する際に、腰ひもを強く締められ、そのためへそのピアスが外れ、皮膚が裂けるケガをした。
しかし拘置所側は適切な治療を受けさせず、傷跡や痛みが残ってしまった。
これは人権侵害だろう…という話。
皮膚が裂けるほどのケガをしたのなら、すぐに治療を受けさせるのは当然でしょうね。
ただ、それほどのケガであることを、当日、周囲も認めていたのかどうか、その点が記事からは分かりません。
それにしても、拘留中って、ピアスとか許されてるんですね。
アクセサリーの類は危険なので、拘留中には外されるものだとばかり思ってました。
ベルトやネクタイは首吊りに使われることもあるので外させる、という話を聞いたことがあるんですが、あれは拘留中じゃなくて刑務所の中だけの話だったのかな?

2003/09/09

迷惑チラシ∴齣|、クリーンサプライが接着剤が効かない塗料

面白い塗料が発売されました。
「びっくらこきの助」というネーミングにはちょいヒキますが、コンクリート、金属、ガラス、プラスティック等に塗ると、表面がつるつるになり、撥水性を持つようになり、さらには接着剤が効かなくなるというもの。
これさえ塗っておけば、約1年間、ビラやチラシを貼ることができなくなるのだそうです。
値段は1リットルが約1万4千円とさすがに高め。
ですが、「迷惑ビラ」に困っている商店街やなんかにとって、かなり有難いものになりそうです。

2003/09/09

IEの修正プログラム「MS03-032」が脆弱性を修正できていないことが判明
IEの累積パッチは「不十分」の指摘

マイクロソフト社の提供する修正プログラムの質が問われています。
修正プログラムは不充分な内容なので、自分のパソコンを本当に守りたいのなら、ActiveXコントロールとプラグインを無効にすべき、という指摘です。

実際、ActiveXは実装される前からセキュリティ上のネックになることが多くの人から指摘されていました。
しかしマイクロソフト社はセキュリティよりもコンテンツの自由さ(ブラウザがマルチメディアに対応すること)をより重要と考え、ActiveXを実装した経緯があります。
セキュリティに不安を感じる人は、当然ActiveXは無効にしたはずなのですが、実際にこれだけパソコンユーザーが初心者クラスばかりになってしまうと、「皆がそのまま使っているのだから、多分大丈夫なんだろう」と考える人が圧倒的に増えてきます。
危険と指摘されていた過去の記事を振り返る人よりも、「買ったばかりの状態で、十分に安全に使えるのだろう」と誤解する人の方が当たり前になってしまったのですね。

マイクロソフトにしてみれば、PCは楽しい道具であることをアピールしたかったのでしょうが、その楽しさの一部はセキュリティ・リスクとのバーターであり、そのことを十分に告知しなかった、そのツケが、今になって深刻なウイルス騒ぎになってしまったとも言えるでしょう。

2003/09/08

ユニバーサルミュージック・グループ、CD卸価格を値下げ

世界最大のレコード会社、米ユニバーサルミュージック・グループ(UMG)が、CDの希望小売価格を約2/3に落としたそうです。
これは素晴らしいことだと思います。
コピーできないCDなんていうCDのまがいものを流通に乗せる行為に比べ、はるかに消費者を尊重しています。
これによって音楽業界が活性化することを、素直に私も期待したいです。

2003/09/08

マイクロソフト、SP1非適用のWindows XPへの修正プログラム公開を終了
マイクロソフト、SP1を適用していないWindowsXPへのパッチ提供を終了
米MS、とんだお粗末-重大な脆弱性用のパッチが役立たず

マイクロソフト社は、SP1が適用されていないWindowsXPへの修正プログラム供給を停止したそうです。
脆弱性を懸念するなら、まずはSP1を当てて欲しい、ということでしょうが、その裏には海賊版WindowsXPを排除したいという意図もあるのでしょう。
しかしながら、「今後はSP1未導入XP用の修正プログラムは作らない」というのなら分かるのですが、既に作成公開されていた修正プログラムをわざわざ非公開にしてしまうのは、なんだかなぁ、という気がします。

世の中には、SP1をあえて導入していないWindowsXPユーザーも結構いるはずですが、マイクロソフト社は、「彼らは既に顧客ではない」とでも考えているのでしょうか?
たとえば冷蔵庫や洗濯機などの家庭用の電化製品には、メーカーが修理用のパーツを保存しておく期間が法で定められています。
最低保存期間は7年だったと記憶しています。(間違っていたらごめんなさい。)
しかしソフトに関しては、こうしたサポート期間はメーカーが独自に判断していいことになっています。
これはおかしいのではないでしょうか。

今発行されている「パソコン批評」という雑誌によれば、マイクロソフト社の営業利益率は40%を超えています。
一般家電メーカーが5%程度の営業利益率しか持たないことに比べ、マイクロソフト社のそれはあまりにも飛び抜けています。
この差の一部は、「メーカー保証を行わないこと」で得ているのだと考えると、サポートをさっさと打ち切るマイクロソフト社の方針には納得できるはずがありません。
WindowsMeは2000年に販売されたOSですが、既にサポートは打ち切られています。
これほどまでに寿命が短いことを「当然」と考えるのは、間違った考えなのではないでしょうか。

3つめの記事は、マイクロソフト社の提供する修正ファイルが、実にいいかげんなものである場合があることを指摘しています。

マイクロソフト社は利益の一部を適切なサポートに回すことを、本気で考えるべきだと思います。
そうしたユーザー軽視の姿勢が、最たる独占企業であるマイクロソフト社の評判を落としているのだと私は思います。

2003/09/07

オールナイトニッポン第2部打ち切り
オールナイトニッポン第3部今秋打ち切り

第2部だか第3部だかよく分かりませんが(^^;、深夜3時からのラジオ番組「オールナイトニッポンR」が打ち切られることになったそうです。
ニッポン放送の「オールナイトニッポン」と言えば。TBSラジオの「パック・イン・ミュージック」と並んで、深夜番組の雄とでも言うべき番組でした。
(「文化放送も入れてくれ」という声もありそうですが。(^^;)
現在も活躍するタレントで、そうした深夜のラジオ番組から登場した人も少なくありません。
しかしタレントの誰が出ていたというよりも、あの70年代後半の深夜番組の独特の雰囲気が懐かしいと感じる人の方が多いのではないでしょうか。
新しい若者文化の発信地であり、同時に若者独特の孤独を癒す場所でもあったと思います。
今回の「オールナイトニッポンR」の打ち切りは、「オールナイトニッポン」そのものの打ち切りではありませんが、やはり時代の流れを感じさせ、どことなく切ないです。

2003/09/06

米で「ビッグサンダー・マウンテン」脱線、1人死亡
ビッグサンダー・マウンテン、日本でも休止 TDL点検
【ビデオ】APワールドニュース:米で「ビッグサンダー・マウンテン」脱線、1人死亡

アメリカのディズニーランドでジェットコースター「ビッグサンダー・マウンテン」が脱線、11人の死傷者が出たそうです。
「ビッグサンダー・マウンテン」は79年に運転を始めたそうなので、きわめて珍しい事故だと思いますが、念の為東京ディズニーランドでもビッグサンダー・マウンテンの運転を中止、点検を行っているそうです。
アメリカでディズニーランドが開園したのは55年前。その間に事故などで9人が死亡しているとのこと。
1年間の入園者数が1千万人を超えるだけに、死亡事故数はきわめて少ないと言えるでしょう。

2003/09/05

ダウンロード音楽のオークションが中止に
ダウンロード購入した音楽の転売は“アリ”か?

昨夜(今朝)取り上げた「ダウンロード購入した音楽の転売」は、オークションサイトの判断で中止になったようです。
しかし「ダウンロード購入した音楽は転売可能なのかどうか」については、何も結論が出たわけではありません。

2003/09/05

Windows、Palm、Linuxのアプリが動作するシンガポール産OS

なんか凄いOSの話が突然出てきて、私はかなり驚いています。
Windows、Palm、Linuxのソフトが動くということは、三つのOS全てに対して互換性があるということです。
本当なのでしょうか。
もし本当だったら、私は本気で使ってみたいです。
日本語版が出てくるといいなぁ。

2003/09/05

「イマジン」は2人の業績 英日曜紙報道

私はオノ・ヨーコが好きではありませんが、その理由の一つは、ジョン・レノンの業績を作為的に自分の業績としていく、その態度にあります。
それが本当のことなのかどうかは知りません。
しかし仮に本当のことであっても、故人の業績を自分のものに変えていくような発言を今になって行うのは、故人に対してアンフェアであろうと思います。
少なくとも私は、そうした発言を汚れたものとして感じます。
もちろん真実は闇の中ですが。

2003/09/05

「首に爆弾が!」温和なピザ配達員、衆人環視の中で爆死

アメリカで起きた事件です。
ピザの配達員が配達先で首に爆弾を付けられ、銀行強盗を強制させられたうえに、警察が手配した爆弾処理班が間に合わず、大勢が見守る中で(しかもテレビが中継する中で!)爆死するという、なんとも痛ましい事件が起きました。
爆死した本人の心中はどれほどのものだったでしょう。
爆弾だと言っても、なかなか周りが本気にしてくれなかった可能性も高いでしょうし…。

2003/09/05

「ナニワ金融道」の青木雄二さん死去
漫画「ナニワ金融道」の作者・青木雄二さん死去

「ナニワ金融道」と言えば、青年まんが界に革新の息吹を吹き込んだ作品ですが、その作者の青木雄二さんが肺がんのため亡くなられたそうです。
58歳は早過ぎる死だと言えるでしょう。
しかし一方で、青木雄二さんの人生は「ナニワ金融道」の連載を終えた時点で終わっていたという気もしないではありません。
彼は「ナニワ金融道」で彗星のように現れ、「ナニワ金融道」の連載終了を以って、まんが界から実質的に(しかも自主的に)去りました。
その後も青木雄二さんの名前はあちこちで見かけましたが、彼にとって、その生活は「引退後の生活」であったのだろうとつくづく思います。
ああいう独特なまんが家は、彼の前にもいなかったし、おそらく彼の後も現れないでしょう。
つつしんでご冥福をお祈り致します。

2003/09/05

CDからダウンロードへ 00年代音楽革命の行方
ダウンロード購入した音楽の転売は“アリ”か?

音楽は、CDによる販売は次第に減り、ダウンロード販売に移行していくだろう…。
情報の多くはインターネットから得られるようになっているわけで、そこから考えても当然な話ではあります。
しかし音楽のダウンロード販売には、まだまだクリアしなくてはならない問題点が多数存在します。
たとえばここに、ダウンロード販売で購入した楽曲をオークションに出した人がいます。

CDで買った楽曲を、買った本人が転売するのは合法です。
つまらないと思った曲を転売すれば、彼は購入代金の一部を取り戻すことができます。
ではダウンロード販売で購入した楽曲は転売できるのでしょうか?

法律家も、これが合法なのかどうか、現時点では判断できないようです。
転売不可なのであれば、ダウンロード販売は一次販売の原則を守っていないことになりますし、またCDと比べかなり高めの金額に設定されていることになりそうです。
一方、可であるとしたら、ダウンロード販売した楽曲と、そのコピーを見分ける方法がないことが致命的となります。

かつて、ゲームソフトの中古販売は合法かどうかが問題になったことがありますが、そのときは数年にわたる裁判の結果、「中古販売は合法」という結論が出ています。
今回の例は、それ以上に結論を出すのが難しそうです。

2003/09/04

またアクセスできなくなっているようです。

また外部から「21世紀の公園で」にアクセスできなくなっているようです。
DynamicDNSを頼んでいるサーバが落ちているのでしょう。
なにせ無料でお願いしているだけに、落ちても仕方ないというか…。
アクセスしようとした方には申し訳ありませんでした。
    …と今から言っておきます。(^^;
2003年9月4日
21世紀の公園で・管理人(ちゅん)

2003/09/04

RADEON 9600搭載のファンレスカード「GV-R96128D」を使ってみた(1/2)
RADEON 9600搭載のファンレスカード「GV-R96128D」を使ってみた(2/2)

実は私も先週、ファンレスのRADEON 9600(128MB)を入手しています。
入手の理由は、これまで使っていたGeForce2MXでは、EQ(EverQuest、オンラインゲームでは著名なRPG系ゲーム)の一部の表示(具体的には炎のフレア表現)で処理遅れが出て、一時的に操作ができなくなる現象が起きていたからです。
またEQをやっているマシンがかなり熱くなっており、その点も不安になってきていました。

今回購入したカードはGC-R9600L。
gigacubeというちょっとマイナーなメーカーですが、なにRADEONに関しては、どのメーカーであろうとほとんど差はありません。
同じファンレスでも、GIGABYTEよりヒートシンクの大きなものを選んだ結果の選択です。
ちなみに値段は14,800円+消費税。

ウチではベンチマークは取っていませんが、処理落ちがなくなり、全体に画像のクオリティーも上がり、熱も以前ほどではなくなりました。
まぁ、当然と言えば当然なのですが、出費には十分見合っただけの効果があったように感じています。

2003/09/03

武富士への情報提供停止 個人情報数十人分流出で

大手消費者金融の武富士に対して、都内の信用情報会社が情報提供を一時停止するとのこと。
武富士を経由して個人情報が数十人分流出したことを重く見て、異例の情報制限を実施したわけですが、これは武富士内部の情報管理がずさんであると判断したことになります。

個人情報の流出は、今はまだ、必ずしも深刻なイメージでは報道されていませんし、おそらくニュースの読み手も自分にふりかかかる災害とは受けとめていないでしょう。
あるいは自分がその災害に巻き込まれたとしても、さほど深刻な状況にはならないと思っている人が大半だと思います。
しかし個人情報の流出は、実はそんな簡単なものではありません。

たとえば人間なら誰しも、あえて触れたくない過去が、多少なりともあるものです。
それは失恋の痛手かもしれませんし、若いときに犯した小さな犯罪かもしれません。
学校の成績、買い物の履歴、病気の治療歴、そうしたあらゆる個人的な歴史に加え、資産、家族構成、趣味など、使い方によっては個人生活を脅かすかもしれない情報が、簡単な番号一つで、他人の手に牛耳られる…。
しかも、何も恥ずかしい過去など無いと断言できる人であっても、そうした情報が誰かによって、故意に捻じ曲げられて公開される可能性すらあることを忘れてはなりません。

流出した個人情報があるということは、流出した個人情報を故意に加工して、再度流す人もいるということです。
しかし情報をたまたま得た人は、そうした情報を鵜呑みにしがちです。
こうした危険性を持つからこそ、個人情報の管理は最大限の注意が必要です。
情報を流出させる程度の管理しかできないのであれば、そこには情報を置かない。これが情報のリスク管理の基本でしょう。

2003/09/02

携帯所有、満足度トップはJ-フォン

自分が使っている携帯電話について満足していますか?
満足度が高い携帯は、キャリア別には「ボーダフォン」「au」「ツーカー」の順で、そして最後が「NTTドコモ」だそうです。
ボーダフォンのユーザーは75%が満足しているのに対して、NTTドコモのユーザーは60%しか満足できていません。
この差は通話料の価格差が大きい様子。
NTTドコモは「実はドコモは安い」とCMしていますが、やはりドコモが一番高くつくことは、ユーザーが一番知っています。
ただ、通話エリアの広さやユーザー数の多さはやはりドコモが一番なわけで、その点を「満足」としているドコモユーザーも多いようです。
ドコモ以外の3社は、いずれも料金の安さ(つまり対ドコモの視点ですね)が満足度につながっている様子。
ただ、ボーダーフォンは「センスが良い」と感じているユーザーは多いようです。
記事には「持っている端末のメーカーを選んだ理由」も並んでいますが、富士通、NEC、パナソニック、ソニーはデザインで選んでいる人が多いのに対して、シャープはカメラで、三菱は安さで選んでいる点が目立ちます。

2003/09/02

登録商標「阪神優勝」で暗殺される!?ネット上で「放火だ」「集団リンチだ」

「阪神優勝」のロゴ商標が、既に個人にを登録されていた、という事件が、阪神タイガースの優勝が見えてきたあたりから大問題になり、たびたび報道されています。
私はこれをわざわざ取り上げるほどのことではないと考えていたのですが、この記事を読んで気が変わりました。

なんとこの、個人で登録していた男性に対して、嫌がらせや恐喝が繰り返されているというのです。
個人で「阪神優勝」というロゴを登録する行為は、決して誉められたものでもないようには感じるのですが、しかし違法かと言えば、そうとも言えない微妙なところ。
しかも彼は「球団が『阪神優勝』を垂れ幕などで使用してもクレームは一切つけない」と主張しており、彼なりには筋を通しているように見えます。
さらには球団が「阪神優勝」のロゴを買い取るにあたって提示した金額は100万だそうで、確かに100万では売るメリットよりも持ってるメリットの方が大きいように感じます。
一方、その個人に嫌がらせや恐喝を行う行為は、どう考えても違法ですし、記事によれば彼のことを「死刑だ!」と罵倒した女性タレントすらいたとか。
おそらくはTVか何かで「死刑だ!」と言ったのでしょうが、彼にしてみれば違法行為をしたつもりでもないのに死刑呼ばわりされたわけで、この発言が恐喝行為や嫌がらせに拍車をかけた可能性すらあることと思うと、その女性タレントの言動はあまりに軽薄であったと思えます。

この記事を読んで、私は彼に同情の念すら覚えるようになりました。

2003/09/01

日経平均、約1年2カ月ぶり1万600円台

日経平均株価がまた上がっています。
なんと10,670円。1年2か月ぶりの1万600円台です。
私は8月は若干下げるのではないかと予想していましたが、結果は上昇。
9月になったからは、更なる上昇の可能性があるでしょう。
ただ、本当に上がれるだけのネタがあるのかどうかと言えば、私は相変わらず懐疑的なのですが…。

2003/09/01

「パプアの焼き畑」よそで撮影 コスモ石油の広告写真

これを単に「コピーと画像が合ってない」で片付けるか、それとも「コピーの内容自体、実は間違ってるんじゃないのか」と考えるか。
かなり微妙な話です。
コスモ石油では「パプアの森を守るためにコスモ石油は支援している」という趣旨のCMを流しているのですが、この森の画像は、実はパプアの現地で撮影されたものではなく、アメリカやブラジルで撮影されたものだったというのです。
しかもコスモ石油が実際に行っている「稲作を増やして焼畑による森破壊を食い止める」という支援活動も、「むしろ、森と共存している現地の伝統的な農業とイモの食文化の破壊につながるのではないか」と疑問視する声が出ているとか。

これはおそらくコスモ石油だけの問題ではありません。
環境保護や弱者保護の名目で使われている、あるいは集められているお金のうちどの程度が、実際に効果のある使われ方をしているのか、分かったものではありません。
もちろん「だから援助は止めるべきだ」というわけにはいきませんが、こうした機構に対する監視を行う機関も必要だろうと思うのです。
たとえば「**時間TV」と称するTV番組も、私は以前から気になっています。
寄付金を集める、ボランティア活動を行っていると称していますが、それに使われる電力や番組制作費によって、また環境が破壊されているのではないのでしょうか?
電力不足やエネルギー問題などが騒がれているとき、本当にああいった番組が必要なのか、大変気になりました。
むしろそのために費やされる制作費の一部を、そのまま支援金にできたらと思うのは、私だけなのでしょうか。

2003/09/01

“10倍ズーム搭載コンパクト機”の本命?――富士写「FinePix S5000」(1/4)

一眼レフ風の本格デジカメ「FinePix S5000」のレビューです。
最大2832×128ピクセル(600万画素相当)で、10倍光学ズームもあり、いかにも一眼レフというデザインは、確かに買いたい気持ちにさせてくれます。
が、CCDのサイズが小さいためか、ダイナミックレンジがやや小さめで、白トビが出やすく、光が少ないところでは荒れが出やすいみたい。
惜しいなぁ。
でも現在市場価格は5万円ちょいなので、価格から言えばかなりいい線いってるとも思います。
今後デジカメは、5万円前後の一眼レフタイプ(厳密には一眼レフではないものも含む)と、3万円前後の小型スナップタイプ、この2つがメインになりそうです。

2003/09/01

チャールズ・ブロンソンさん、死去

「荒野の七人」や「大脱走」で知られる俳優チャールズ・ブロンソンさんが81歳で死去したそうです。
彼が登場したとき、「俳優なのに、あんなブオトコでもいいのか!?」なんてひがんでいた男性も多かったようですが(^^;、一方、彼ならではの男っぽさ、シブさにときめいた女性も多かったよう。
そのせいか、男性化粧品マンダムでは、彼の顔がCMだけでなくトータルデザインの中で大々的に使われました。
ああいう使われ方をした俳優の顔というのも、実に珍しいのではないかと思います。
いぶし銀のような、実に個性的で男っぽい俳優でした。
私は「大脱走」で度重なる落盤に怯えながらも、ドロだらけでトンネルを掘り続けていた彼の姿が、とても印象に残っています。

2003/09/01

遺伝子研究:そううつ病の原因解明

そううつ病に関わる遺伝子が特定できたそうです。
その遺伝子配列を持つ人は、そうでない人の4.6倍の確率でそううつ病になりやすいとのこと。
そして現在使われている治療薬3種類のうち1種類は、この遺伝子の働きを改善する効果が認められるそうで、患者の遺伝子を確認することによって、これまでよりも明解な治療方法が期待できることになります。

21世紀の公園で