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2003/10/31

長寿世界一116歳本郷かまとさん死去

これは記事原文を読んでください。
ともかく、大往生ですよね。

2003/10/31

日本では男性より女性ユーザーが多い――ネット普及率世界調査

インターネットの普及率は、どの国も男性の普及率が女性のそれを凌駕している…のですが、日本の19〜24歳に限れば女性の方がむしろ多いのだそうです。
理由は「帯電話でのインターネット利用が多い日本特有の現象」。
しかし、私は前から言ってますが、インターネットの普及率に、ネット対応の携帯電話を含んでしまうのは、少々無理があるのではないかと思うのです。
携帯でメールをやってる人は、確かに多いです。
けれど、メールしかやってない、webは見ていないという人も多いのです。
これを以ってインターネット・ユーザーとまとめてしまっていいのでしょうか?
どこか間違っている気がするのですが…。

2003/10/31

ヌーブラに新色…外国人モデルが悩殺

なんでこのニュースを、と思った方もいるでしょうが、読んでちょっと驚いたもので。
ヌーブラという、吸盤みたいなブラジャーが流行っているというのは知ってました。
で、その新色が出たというのですが。
「全世界の売り上げの半数近くを日本が占めている」のだそうです。
半分ですよ!
日本人に合うのか、新しいもの好きなのか、そのへんは良く分かりませんが、日本でのみ驚異的に売れているとは思ってもいませんでした。
なんでなんだろな。

2003/10/31

レーザー光線で飛行する世界初のプロペラ機! NASAが実験に成功

「レーザー光線で飛行する」というのがどういう仕組みかと思ったのですが、要するに太陽電池(ソーラーパネル)を取り付けたプロペラ飛行機でした。
地上から太陽電池に向けレーザー光線を当てると、発電し、その電気でプロペラが回る。レーザー光線が途切れるとプロペラは止まるが、その間はグライダーとして滑空する…という仕組み。

太陽電池が登場して30年ぐらい経つと思いますが、当初の太陽電池の発電効率と現在のそれを比べると、おそらく数十倍違うのではないかと思います。

実はつい昨日、ある生徒さん(年配の方)のお宅を訪問したら、自宅に太陽電池を取り付ける工事の最中でした。
10畳分程度の太陽電池を取り付けるのにかかる費用が、政府から出る助成金(確か30万円ぐらいだったかな?)を引くと、およそ400万円だそうです。
しかし太陽電池によって電気やガスの使用量が当然減るわけで、その料金差額の概算が、年間約20万円。
つまり、20年間でだいたい元が取れる計算となります。
しかも自宅に発電システムがあるということは、被災のときの保険にもなりますから、そう考えれば、安くはなくても、決して高くもありません。

原子力発電所にだけ頼る電力供給には、やはりどこか不安が付きまといます。
太陽電池を自宅に取り付けるというのは、その意味でもエコ運動の一つになります。
ある程度余裕がある方でなければ、確かに容易に出来る金額ではありませんが、何かの折、検討してみたいものだと思います。

2003/10/31

国連、バグダッド完全撤退 連続テロ受け決定
米兵2人爆死 「戦後」の死者、イラク戦死者数を上回る

バグダッドから国連の非イラク人要員を完全撤退させるそうです。
赤十字国際委員会(ICRC)などへの連続自爆テロにより、今後、国連が再度標的になる可能性が高まったと判断した模様。
完全撤退により「米英の占領政策が失敗だという印象を決定づける」結果となりそうです。
ちなみにイラク戦争での米兵の死者は、わずか115人だったのですが、戦後の死者は28日までで116人。
つまり戦後の維持の方が、戦争中よりも死者が多い結果となっています。
イラク戦争は本当に終結しているのでしょうか。

2003/10/30

郵便物が来ない…知らぬ間に転居届 近畿、詐取被害相次ぐ

インターネット上のセキュリティ以上に痛い事件が、インターネットとは一切関係ない、あなたの隣でも起きています。

「転居届」を第三者が勝手に郵便局に提出して、郵便物を盗み取るケースが多発しているのだそうです。
あまりにも簡単にできる手続きである割に、悪用されたときの被害は甚大です。
わずか数年前までは、こうした事件は滅多に起きなかっただけに、治安の悪化がよく分かります。
特に一人暮しの人なんかは、郵便をあまり気にしていない場合が多く、気が付くのがかなり遅れそうな気がします。

2003/10/30

HTMLのカラー表示機能などを強化した「秀丸エディタ Ver.4.00」
「21世紀の公演で」内の秀丸エディタ紹介文
秀まるおのホームページ−ソフトウェア−秀丸エディタ

秀丸エディタがVer.4になり、より高機能になりました。
4千円のシェアウェアなので、誰にでもお勧めというわけではありませんが、長い文章やテキスト、またプログラムソースやhtmlテキストを書く人にとって、おそらく最も使いやすいツールの一つであることは確かです。
私もWindowsの時代になって以降、秀丸エディタを使い続けています。

2003/10/29

米入国に指紋、顔写真登録を義務化、ビザ所有者対象に

アメリカ入国の際、指紋と顔写真の登録が義務付けられるそうです。
対象となるのはビザによる入国者。
日本人など、ビザが免除される観光客などは、この対象ではないとのこと。
テロ組織としては面倒な事項が増えたわけで、テロ対策としてはそれなりに納得できる気もしますが、パスポートを偽造する入国者に対しては効果は期待できないような。
むしろ指紋や顔写真の管理がすごく大変になりそうな気もします。

2003/10/29

ハッキングは「私ではなくマシンの仕業」

ハッカー(人のコンピューターに勝手に侵入する人)やクラッカー(人のコンピューターのデータを勝手に壊す人)をいかに法的に追い詰めるかは、サイバー時代の大きな課題でしょう。
しかし困ったことに、彼らは自分を守る方法を良く知っています。

「あなたは人のコンピューターに勝手に侵入しましたね?」
「いえ。私はやっていません」
「このデータは、あなたのパソコンから侵入してきたことを証明しています。なのに、しらを切るつもりですか?」
「私はやっていません。私のパソコンにトロイの木馬が仕込んだ人がいるのです。トロイの木馬によって私のパソコンがハッキングの踏み台にされたのです」
「しかしあなたのパソコンにはトロイの木馬は仕込まれていませんでした」
「本当の犯人は、ハッキングに成功したあと、トロイの木馬を消したのです」

トロイの木馬というのは、人のパソコンを密かに遠隔操作できるツールで、悪用を目的としたものです。

上記のような抗弁によって、実際に無罪となった人がいます。
確かにこの発言が正しい可能性も高いのです。
ハッカーやクラッカーは、侵入経路を隠すために、無関係な任意のパソコンを選び、そこにトロイの木馬を植え付けます。
そしてそこを踏み台にして、別のパソコンに侵入します。
より用心深いハッカーは、トロイの木馬を何重にも仕掛け、コトを行った後、そのトロイの木馬を順番に消していきます。
あたかも、後ろ向きに歩きながら、箒で自分の足跡を消していくように。
こうしてハッカーは自分の正体とアクセス場所を消すのです。
問題は、スタート位置がどこなのか、それを断定するのが実に困難だということです。
彼がハッカーであり犯人である可能性もありますが、単にトロイの木馬を仕込まれただけの被害者である可能性もあります。
これを見分ける方法は、少なくとも現在はありません。

記事では、「この手の弁護方法は今後さらに一般的になっていくだろう」とまとめています。
この記事を読んだあなたも、明日、「あなたはハッカーではないのか」と疑われるかもしれないことを、認識しておくべきなのです。

2003/10/27

江戸開府400年記念の貨幣セット販売 造幣局

今年は江戸幕府が開かれて400年にあたるのだそうです。
江戸時代という時期は、とても不思議な時代だったと思います。
300年近い長い期間、大きな事件はたいして起きず、物価もほとんど変わらなかったのですから。

2003/10/27

IT講習用パソコン4600台持ち腐れ

2000年から2002年にかけて、日本全国で自治体主催の「IT講習」が行われました。
これは森前首相の最大の功績ではないかと私は思っていますが、このときに全国で購入された約12万台のパソコンのうち1万5千台について調べてみたところ、その約3割にあたる4600台が、現在ほとんど使われていないという実態が分かったそうです。

私もこのIT講習で講師を勤め、それが縁で八潮市の学習館でパソコン教室を定期的にやっていますが、パソコンはどんどん古くなり、そのくせインターネットに接続する予算もなく、パソコンソフトを購入するどころかハードウェアの補修もボランティアでやるしかない状況。
とにかく、パソコンを利用できる状態に維持しておくための予算がないのです。
それでも八潮市は、それなりに教室などを設けて市民に開放しているのですから、まだマシというものでしょう。

パソコンを始めてみたいと思いながらも、買えば10万から20万もするものだけに、なかなか踏ん切りがつかないままになっている方は多いと思います。
そういう人が触り始めるためのきっかけを作ったという意味で、IT講習は大変素晴らしい試みだったと思うのです。
それだけに、IT講習がなくなったことは残念ですし、配布されたパソコンが眠ったままとなっている自治体にはなんとかしてほしいものだと思います。

もしそういった自治体の方がこれを見ていられたら、そしてそんなに(足立区から)遠くない距離であれば、私も知恵と多少の時間程度は貸しますので、ぜひ連絡してください。(でも見てないだろうなぁ。きっと)

※「八潮市の学習館」は「やしお生涯楽習館」の間違いです。
私の生徒さんの一人からご指摘を受けました。
ご指摘有難うございました。&すみませんでした。
自戒のため、あえて原文は残しておきます。(^^;:
2003/10/28

2003/10/27

外道 大音量14曲 初のインストアライブ

ここを読んでる人はまず知らないでしょうが、この「外道」というバンド、私が学生時代に活動していたギタートリオ(ギター、ベース、ドラム)バンドで、比較的単純なハードロックのように見えて、そのくせ変拍子があっちこっちで入ってくるという、なかなかサイケデリックな味がありました。
クラプトンが在籍していたクリームが和風になって、さらにプログレっぽさを加えて、ザ・フーを掛合わせたような味わいとでも言うんでしょうか。って誰も言わんか。(ぉぃ)
それがなんと30周年というから、未だに活動を続けていたんですね。
この記事で代表曲と書かれている「にっぽん讃歌」も「天国への道」も、彼らの初期の頃の曲です。
私は学生当時、京都で複数のバンドでベースを弾いてましたが、そのうちの一つで外道のコピーばかり何曲もやったことがあります。
独特なアクの強さは今も懐かしく、それにはまった人が30年、聞き続けているのでしょうね。
とても貴重なバンドだと思います。
こうなったら、更にあと30年、活動を続けて欲しいものです。(^^)

2003/10/25

ベクター、パッケージソフトのネット販売を12月より開始

オンラインソフトでは、現状おそらく世界一の規模を誇るベクターですが、12月からパッケージソフトの販売も行うそうです。
ベクターは当初は独立企業でしたが、現在はソフトバンク系列となっています。
そのソフトバンクは日本のパッケージソフト流通の親玉なので、ある意味当然の流れと言えるでしょう。

私の生徒さんと話をしていても、「ソフトを買うなら少しぐらい高くてもパッケージ版にしたい」と言う方が少なくありません。
紙のマニュアルがないと不安なのだそうです。
私などは、紙のマニュアルやパッケージは場所塞ぎで困ると思うことも多いのですが、確かにいざというとき、紙の方が読みやすいし探しやすいですよね。
オンライン版とパッケージ版、両方から自由に選べると、確かに有り難いと思います。

2003/10/24

東証大引け・小幅ながら4日ぶり上昇

今日の株式市場は、ある意味、ほぼ予想通りの展開となりました。
午前中は反発しての上昇。
ところが午後はマイナスに急転。
さらに終値は+54銭。
つまり前日と同じと言っていい金額で終えました。
「上げも下げも考えられる」と前日書きましたが、結局市場は迷ったままの展開に終始したと言っていいと思います。
週明けの展開はどっちでしょうね。
朝は一旦上がるとは思うのですが、少なくとも思いきった上げ幅にはならないような気がします。

2003/10/23

日経平均、下げ幅500円超える
東証14時・一段安、下げ幅500円超
東証大引け・急落――利益確定売りで全面安

前日比554円46銭(5.09%)安の1万335円16銭で取引終了。
今年最大の下げ幅となりました。
値下がり銘柄数は1496、値上がり銘柄はわずか23、変わらずは7。
日本道路公団の藤井治芳総裁が漏らした政治家のイニシャルが、外国人投資家の不安を増幅させた様子。
確かに自民党としてはね…。
明日は反発するのか、あるいは下げ続けるのか微妙なところです。
どっちに行ってもおかしくないよなぁ。

2003/10/21

故ダイアナ元妃、執事に死の予言を遺していた
<ダイアナの手紙?>英紙が公開「事故に見せかけ殺される」

97年の事故当時から暗殺の可能性をとりざたされていた故ダイアナ元妃ですが、彼女は事故の10か月前、執事に「交通事故に見せかけて私を殺す計画がある」という手紙を渡していたそうです。
しかも記事の内容によれば、彼女に非常に近い立場の人物が、その暗殺計画を立てた可能性が強いことになります。
事実が本当にそうだとしたら、イギリスの公的調査が大変遅れていることも、何かの圧力によるものかもしれません。

2003/10/21

ぷらら、「Winny」や「Win-MX」のトラフィック制御を11月より開始
ぷらら、「MX」「Winny」ユーザーの帯域を制限へ

プロバイダのぷららは11月以降、P2Pファイル交換ソフト「Win-MX」や「Winny」などのトラフィック(データの転送量)に制限をかけるそうです。
現在、全体トラフィック量の7割程度が、一部のユーザーによるP2Pファイル交換に使用されているそうです。
アプリケーション毎にトラフィックを制御できる機器を導入することで、こうした特定のトラフィックを抑え、他のユーザーに迷惑にならないようにしたい、とのこと。

P2Pファイル交換をやっているユーザーにとっては、ぷららの解約を検討する事態と言えるでしょうが、それ以外のユーザーにとっては、むしろ喜ばしい事態かもしれません。
ただ、「アプリケーション毎にトラフィックを制御」ということは、P2Pファイル交換以外のアプリケーションによるトラフィックも制限される可能性があります。
データ収集を自動でやっているとか、自宅でホームページを公開しているとか、そういうユーザーまで制限されるのか、このあたりは成り行きを見守る必要があるのかもしれません。

2003/10/18

ケータイ早打ち記者、手帳CLIEを使う(1/2)
ケータイ早打ち記者、手帳CLIEを使う(2/2)

私は現在、結構古いタイプのCLIEと、LinuxザウルスSL-C700(りなざう)を併用しています。
りなざうはユニークな機種なので触ってて楽しいですが、PDA(携帯情報端末)の基本であるスケジューラやメモの機能は、やはりCLIEの方が楽に使えます。
そのCLIEの最新版を、PDAをほとんど使ったことのない人に使ってもらったら、どんな反応になるか…というのがこの記事です。

記事の内容は、私にとってはほぼ予想通りでしたが、おそらくPDAを今から使ってみようと考えている人には、かなり参考になるのではないでしょうか。

紙の手帳ではできないことが、PDAなら簡単に出来ます。
しかし紙と同じ使い勝手を期待するなら、無理も生じてきます。
新しいCLIEは2万円弱。
興味のある人が使い始めてみるには、そう高い金額ではないはずです。

2003/10/18

無敵のデジ一眼入門機――キヤノン EOS Kiss Digital(1/3)
無敵のデジ一眼入門機――キヤノン EOS Kiss Digital(2/3)
無敵のデジ一眼入門機――キヤノン EOS Kiss Digital(3/3)

EOS Kiss Digitalは、カメラマニアの中では、今一番注目されている機種だと思います。
画質は素晴らしく、価格的にも本体だけなら10万程度。
いいデジタル写真を撮りたい人にはかなりのお勧めでしょう。
ただ、気になる点もあります。
プラスティック製のボディーが安っぽく、シャッター音もまぬけ。
交換レンズをいろいろ集め始めると、あっという間に金額がうなぎ上りになるでしょうし、レンズの交換の際はホコリが入らないよう細心の注意が必要です。
レンズをたくさん持って歩くのは大変でしょう。
つまり、見た目の安っぽさを気にする人や、手軽に写真を取りたい人には、必ずしも良いカメラではありません。
しかし一眼レフならではの使い勝手や画質の良さを優先して考えるなら、今はこれより安いデジカメはありません。

ちなみに私は、つい最近、ミノルタのDiMAGE A1を購入しています。
本当の一眼レフではありませんが、一眼タイプで使い勝手は良く、手ブレ補正も付いて、画質もそこそこ。(正直言って画質はKiss Digitalの方が上です。)
レンズ交換なしで手軽に一眼スタイルで使いたいなら、DiMAGE A1はかなり良い選択だろうと感じています。
しかし画質を本当に優先したい人は、DiMAGE A1ではなくKiss Digitalを買った方がいいでしょうね。

2003/10/18

古代のカエル

インド南部に生息する蛙ですが、「恐竜が栄えていた中生代(2億5000万−6500万年前)に生息していたカエルの特徴を持つ」そうです。
生きた化石の典型ですね。
写真が大きく掲載されているのでぜひ見てみましょう。
顔はスッポンだし、指に水かきも吸盤もないし、普通の「カエル」というイメージからは、ちょっと想像できない姿です。(^^;

2003/10/17

中国初の有人宇宙船飛行士、「万里の長城見えず」と

「宇宙から万里の長城は見えなかった」そうです。
「万里の長城は宇宙から肉眼で見える唯一の地球上の建造物」という説は崩れたようです。
もっとも、最近は万里の長城の石材を盗んでいく住民が多く、城跡はどんどん崩れていく一方だと聞いています。
かつては本当に宇宙からでも見えたのかもしれません。

2003/10/17

「ロッキー・ホラー・ショー」、公開約30年後に上映許可
コロンビアようこのロッキー入門講座
ロッキーホラーショー&ピクチャーショーの歴史

ロックミュージカル・SF・サイコ・ホラー映画の傑作とされる「ロッキー・ホラー・ショー」がシンガポールで上映許可が下りたそうです。
ロッキー・ホラー・ショーは1975年の映画ですから、許可が下りるのに30年もかかったことになります。
この映画、私も大好きで、かつては何度も映画館に足を運びました。
DVDもしっかり所有しています。
しかし誰にも勧められる映画かと言えば、やはりNOでしょう。
クセが強過ぎます。(笑

この記事ではこの映画のあらすじが以下のように記述されています。
「新婚夫婦が人里離れた古城で、異星人の科学者と出会い、性関係などを通して魅惑されていくという話」
嘘ではありませんが、これを読んで「なるほど傑作だ」と思う人は皆無でしょうし、「まさにこの通りの映画です」と言う人もまずいないでしょう。
発表当時の熱気やカルチャーが理解できないと、単なるヘンな映画で終わってしまう、そんな特殊さがこの映画にはあります。
映画と言いつつ、実は映画ではなく、観客参加型、もしくは体験型という、かなり特殊な映画なんです。

実はこの映画、日本でも上映できない時期がありました。
禁止されたわけではないのですが、上映権が切れていたのです。
1993年に日本での上映権が切れ、ファンはずいぶん嘆きまわっていたのですが、その後1997年に上映権が復活。
その後は今でもあちこちで、思い出したかのように上映されています。
70年代のカルチャーの中で、もっとも目立ったものの一つが、ロッキー・ホラー・ショーなのだと思います。

2003/10/17

Windowsに任意のコードが実行される緊急の脆弱性など5種類を公開
MS、初の月例アップデートで脆弱性5件に対応
マイクロソフト、修正プログラム 初の月例公開となる10月版をリリース

16日、つまり昨日ですが、マイクロソフト社はセキュリティ修正プログラムを5本同時に公開しました。
これまでは「原則、毎週木曜」だった修正プログラムの公開は、今回から「原則、毎月第二水曜日の公開」となります。
毎週のリリースでは慌しい感があったのも確かですが、一方、月単位となれば、公開直後はダウンロードがかなり集中して重くなるのではないかという心配も生まれます。
また「緊急」と指定された修正プログラムが「緊急に公開」されず、月一回のタイミングまで待たされるというのも、どこか理不尽な気がします。
この「緊急」という表現は、どうも誤解を生みやすい(既に誤解を生んでる?)気がしてならないのですが、なんとかなりませんかね。
昔からマイクロソフト社の日本語表現はおかしなものが多いので、それを知ってる者にしてみれば「もう今更いいよ」って話でもあるのですが。

2003/10/16

半日ほどサーバーが落ちてました。

今朝早くに一度ブレーカーが落ちたらしく、半日ほどサーバーが停止していました。
その間にアクセスされた方、申し訳ありませんでした。
現在は復旧しています。
2003年10月16日
21世紀の公園で・管理人(ちゅん)

2003/10/15

廃盤CD、ネットで激安セール レコード協会加盟24社
日本レコード協会に加盟の24社、ネット上で最大7割引の廃盤CDセール
「廃盤CD大ディスカウントフェア」のサイト

廃盤CD、輸入盤CD、VHSビデオ、カセットテープ等が、11月6日〜19日に、インターネット上で格安に購入できるそうです。
販売量は約4千タイトル、12万枚。
廃盤は70%OFFで、それ以外は25%OFF。輸入盤は1枚800円。
10月21日からユーザー登録と商品閲覧ができるそうです。

2003/10/14

ボーダフォン、TV内蔵携帯「V601N」発表

J-フォン改めボーダフォンから、TV内蔵の携帯電話が発売されます。
発売時期は12月上旬。
個人的には、欲しいような、どうでもいいような、結構微妙。
見逃したくないTV番組がある人には欲しいアイテムなんでしょうけど、俺、普段たいしてTVを見ていないからなぁ。
しかし携帯電話の機能がどんどん増えていく様は実に楽しいです。
そのうちPDAの機能をそっくり内蔵しちゃうんだろうな。
いや、さらにはそのうち、携帯=PC本体になってしまい、携帯にモニターとキーボードとかを接続すれば、PCで今やってることが、何でもできる時代が来るのかもしれません。
ってゆーか、開発者は既にそこまでターゲットにしてるんだろな。うん。

2003/10/14

CloneCDが開発停止か EU著作権法強化で見切り

CDのバックアップソフト(コピーソフト)ではおそらく世界で一番著名な「CloneCD」が売却されてしまったそうです。
EUの著作権法の強化(改悪か改正かは微妙)によって、こうしたソフトの販売が違法と見なされる可能性が強まったためとか。
個人的には、こうしたソフトそのものを違法と考える法律には、少々のいらだちを覚えます。
「私的複製」を禁止する流れは、せっかくのデジタル化による利便性を、再度封印していく動きのように感じられるからです。
何らかの制限が必要というのは分かるのですが…。

2003/10/14

日当18万円、経験者優遇、但しかなりの危険あり

日当18万の仕事ってなんだ?と思ったら、イラクでのボディーガードでした。
「今のイラクは、戦線が決まっている戦争中よりも危険な、開拓時代の米西部のような世界だ」そうです。
運が悪けりゃ即死だもんなぁ…。

2003/10/12

ボーダフォン、バウリンガル付き携帯を発売へ

あのバウリンガル(犬の言葉翻訳機)が携帯電話に内蔵されるとのこと。
端末発売は12月の予定。
現在開発メーカーも公表されていませんが、これは大ヒットする可能性が高いような気がします。

2003/10/12

OpenOffice 1.1日本語版も正式リリース
OpenOffice.org日本語サイト

この記事は見落としていたもの。
10月9日、無料で使えるオフィスソフト「OpenOffice.org 1.1」の日本語版が正式にリリースされました。
WORDやEXCELと互換性があるので、個人で文書を作成したり表計算するには十分です。
ただ、互換性は100%というわけではないので、厳密にはWORDやEXCELの代わりに使えない場合も、ごくごくまれにあります。
マイクロソフト社のOFFICEの流通価格は、現在約4万円。
完全互換でなくてもいいと割り切れば、4万円節約できることになりますね。

2003/10/12

仲間はずれの痛みと体の痛み、脳では同じ反応 米で研究
「仲間外れ」のつらさ、脳の反応は身体的苦痛と同じ

仲間外れにされたときに感じる苦痛と、身体のどこかが痛むときの苦痛は、脳にとっては、ほとんど同じなのだそうです。
「心が痛む」とか「彼は傷付いた」などの表現は、比喩的というよりも、実際的な表現だったのかもしれません。

2003/10/11

IEの標準サポートに高まる不満――MSは重い腰を上げるか?

ここでもマイクロソフト社に対する不満が表明されています。
かつてインターネットは、ネットスケープの天下と言っていい状況でしたが、ここに参入したのがマイクロソフト社のインターネットエクスプローラ(IE)です。
OS市場を独占する中から得られる資金を膨大につぎ込み、IEを大量に無料で配布し、結果、有料で配布していたネットスケープは、大きく後退を強いられました。
しかもIEは、WindowsというOSに最初から付いており、無料で使えるため、あえてネットスケープを使いたい人はごく僅か。
かつてさんさんと輝いていたネットスケープ社は、今や会社としての機能を完全に失ってしまいました。

両者が競合している間は、それぞれに新しい技術の導入が行われ、インターネット回りの革新は大きく前進していました。
ところが、IEの独占体制が明確になってくるにつれ、技術革新のペースは落ち、いまや「氷河期」と呼ぶ人もいるほど革新のペースは落ちています。
さらにはIEに含まれるバグを修正することもほとんど行われなくなり、独占状態が市場の活気を奪う結果となっていると言えるでしょう。

こうした状況に対して、いくつかのソフトウェアメーカーは、マイクロソフト社の怠慢だと名指しで批判しています。
企業による市場の独占は、ユーザーにとってデメリットばかりであるという、いい例の一つなのだと思います。

2003/10/11

ネットで民主党大幅リード 支持率58%と自民引き離す

民主党の支持率が、インターネット上の投票結果、自民党を上回ったそうです。
一般の世論調査では民主党の支持率はさほど増えているわけでもないだけに、民主党支持者が若年層に多く、また高齢者ほど自民党を支持している状況が伺われます。
なんにせよ、過半数を超える支持率という数字を叩き出したことは、自民党の独占政治から、二大政党による政治への転換期に来ていることを裏付けていると言えるでしょう。

2003/10/10

お馬鹿な想像

「バブルが再来するのではないか?」という記事なんですが、そういう記事に自ら「お馬鹿な想像」と明記するあたり、正直というか、迷いがあるのですね。
しかし指摘されているものだけ見ると、確かにバブル初期に、今の状況はよく似ています。
かつてのバブルからの凋落が、よいブレーキにはなるでしょうが、株の世界は予断を許しませんし…。うーん。

2003/10/10

日本産トキが絶滅、佐渡保護センターの「キン」死ぬ
純国産トキが絶滅 佐渡の保護センターで
日本産トキが絶滅=最後の「キン」死ぬ−新潟・佐渡

日本産のトキが絶滅しました。
(中国産のトキは残っています。)
トキは、コウノトリ目トキ科。
国の特別天然記念物で、国際保護鳥としても選定されており、「ニッポニア・ニッポン」の学名を持ちます。
江戸時代までは全国各地に生息していたのですが、「朱鷺(とき)」と呼ばれる淡いピンクの羽が珍重され、明治時代に乱獲されました。(全て記事からの抜粋です。)
大正時代には既に絶滅したと言われていたそうで、そう思えばよくもったほうかもしれません。
ちなみに江戸時代までは、日本では狩猟は一般的ではありませんでした。
明治維新は、トキにとっては終焉の時だったのですね。

2003/10/09

茶髪 ゼロにします 教育現場もマニフェスト 都立本所高校

高校生や中学生の茶髪は、禁止すべきか、それとも解禁すべきか。
これもおそらく結論が出しにくい論争の一つだと思います。

ただ、私の娘は小さいときから水泳を続けていて、そのため髪の毛は、ことさらに脱色しなくても、結構茶色いんですよね。
小学校の頃、その茶色い髪を黒く染めろと教師に言われたことがあって、これは理不尽だと思ったことがあります。
日本人の髪は黒でストレートが当たり前だと思っている人は少なくないですが、実際にはかなり茶っぽい髪もありますし、ウェーブがかかっていたり、ちぢれている髪もあります。
これをわざわざ黒いストレートに統一させることが、本当に正しいとはとても思えません。

今娘が行っている中学校の校長先生が、学校説明会のときでしたか、こうおっしゃってました。
「うちは茶髪禁止ですが、実際には茶髪の子はたくさんいます。しかし強制するような指導はしたくありません。強制すれば茶髪は減るでしょうが、その分、本来の子供の姿が教師から見えなくなります。校則に逆らっている子は、心に何か抱えている場合も多い。それを隠させることは、子供の心の指導にはなりません」
かなり意訳ですが、それを聞いて私は納得したものです。

それでなくとも、今や大人も皆、茶髪が当たり前の世の中です。
子供だけがしてはいけないのであれば、その理由を明確にすべきでしょう。
理由が不明確なまま禁止するのだけは、私は反対です。

2003/10/09

「,」か「.」か、小数点記号論争にピリオド?

これ、私は知りませんでした。
小数点は「.(ピリオド)」が当たり前だと思っていたのですが、これは英米流の表記に過ぎず、世界全体で見ると「,(コンマ)」を小数点として使うほうが多いのだそうです。
そして「,」を小数点として使う場合は、「位取りは、字間の開きやピリオドで表現する」のだそうで、これは結構ややこしい問題なのだなぁと思いました。
国際経済のためには表記を統一したほうがいいのは当然ですが、どちらに統一するかとなると、互いに譲る気にはなれないでしょう。
果たして結論は出るのでしょうか?

2003/10/07

東証大引け・5日続伸

日経平均株価は今日も上昇。1万800円台を回復しました。
ただ気になるのは、値上がり銘柄数が590で、値下がり銘柄数が792ということ。
つまり上がった銘柄は勢いがあるものの、全体としては下がった銘柄の方が多いのです。
3週間前に1万800円台から一度急落したことを考え合わせると、警戒している向きも多いのでしょう。

2003/10/07

プロの音楽制作にも使われているノートパソコン――スタジオと楽器メーカーは苦境に

パソコンを使った音楽制作が加速してきているため、音楽スタジオや音響機器・楽器メーカーは売上げ確保がますます難しくなっている…という話。
それぐらい、現在の音楽制作はパソコンが利用されています。
かつて、YMOの誕生当時は、まだMIDIも生まれておらず、楽器をコンピューターで制御することは、まだ模索中と言ったほうがいいような時代でした。
この四半世紀にずいぶん変わったものだと思うと同時に、自分は歳を食ったなぁとも思います。(^^;

それはさておき、記事の中の一節が、とても興味を引きました。
あのバークレー音楽院で、生徒達に、Reasonという音楽作成ソフトの購入が義務付けられるのだそうです。
ピアノを主体にした楽器の時代は終焉を迎え(と言ったらさすがに言い過ぎでしょうが(^^;)、「学生たちは音楽を学ぶ手段として、コンピューターに頼るようになって」いて、「学生たちがノートパソコンに慣れ親しんでおくことは、同音学院の教育の重要な部分だと考えている」のだそうです。

2003/10/06

au、新機種6モデル発表 ヒトナビ付き、200万画素、FMラジオ、そして「INFOBAR」

auの携帯、新機種6モデルが発表されました。
カーナビライクな「EZナビウォーク」、最高200万画素のカメラ、FMラジオ搭載など、結構気になる新機能が搭載されています。
詳しくは記事をどうぞ。
写真もしっかり載っています。

2003/10/06

ブレア首相は「大量破壊兵器ないと知っていた」 英前外相

イギリスの前外相、クック下院院内総務の日記によると、ブレア首相は2003年3月時点で、「イラクは大都市など戦略目標を攻撃する大量破壊兵器を持っていない」というクック氏の意見に対して、反対するそぶりも見せなかったらしい…。
だからと言って、ブレア首相が「イラクの大量破壊兵器所有」を否定していたと結論付けるのは少々荒っぽい気がします。
けれど、戦争を開始するだけの根拠が未だ証明できていないだけに、この話はイギリス政府には痛い話でしょう。。

2003/10/04

向井亜紀さん 代理出産を学会で語る

代理出産に挑戦した者の立場で、禁止するのではなく、法整備をしてほしいと訴えています。
私もどちらかといえば法整備すべきと考えています。
臓器売買でも闇のブローカーが存在するように、禁止しても抜け道を探す人、その抜け道を金儲けにしようとする人が必ず出てきます。
そうした抜け道を必要としない社会であるべきだと考えるからです。
ただ一方で、言わば「血縁にこだわる」代理出産よりも、孤児を引き取り育てる人達の生き方のほうが、より感動的だとも思います。
孤児は決して少なくない数で存在します。
彼らに手を差し伸べることも、同列で考えられる、そんな大人になれるといいと思います。
(私にとっても道半ばです。)

2003/10/03

住基ネットの侵入テスト、「まだ公式発表はなし」と長野県
「突破されたら直せばいい」=住基ネットで麻生総務相
長野県,「住基ネットに侵入成功」との一部報道を否定

長野県が行った住基ネットの侵入テストが波紋を広げています。
しかし長野県は報道による「侵入できた」との見解を保留しており、どうやら現時点では「未だ正式発表していない」との見解が正しいようです。
(じゃああの報道はなんだったんだろう?どこかが暴走してんのかな?謎だ。)

100%のセキュリティというのは物理的に不可能に近いだけに、正式発表までは軽々しい討論は無意味なのかもしれない…のですが。
けれど、「突破されたら直せばいい」という見解はいかがなものか。

単に突破されるだけなら確かにそれはそれでいいでしょう。
しかし個人情報が流出したら、流出した個人情報を回収することはできないのです。
一度流出したデータは、闇の中でコピーされ、無限に配布されると思って間違いありません。
そのデータに自分の個人データが記載されていたらと考えると、ゾッとします。

確かに現在の住基ネットに載っているデータ内容は限定的でしょう。
しかし犯罪者の立場で考えてみてください。
限定的であれデータが手元にある個人と、データが全くない個人。どちらがターゲットにしやすいですか?
流出されたデータの本人は、そのデータが悪用されないか、始終警戒し続けないといけないのです。
私はこんな目には遭いたくありません。

2003/10/03

MSに対し、「脆弱性の責任」問う初の集団訴訟へ
ウイルス被害:米マイクロソフト社相手に集団提訴
「欠陥で個人情報流出」 マイクロソフトを米消費者提訴

「マイクロソフト社のWindowsには脆弱性が多過ぎる。脆弱性の多い製品を独占状態で販売しているのだから、その責任をマイクロソフト社が取るのも当然ではないか」という訴訟のようです。

実際のところ、マイクロソフトにどの程度責任があるのかは、かなり難しい判断です。
バグを100%なくしたソフトを出荷することは、これは不可能でしょう。
しかしマイクロソフト社がセキュリティに関して、非常に甘い考えでいたことも、業界の人なら大抵知っています。
セキュリティバグを指摘されても、それに対応するバッチがなかなか登場しないとか、利益率が非常に高い(一般企業の数倍)企業の割に、サポート体制は不充分なままになっているようにも感じられます。

私はマイクロソフト社が全面的に悪いとは思っていません。
しかし独占市場で得ている世界最高水準の利益を考えると、その一部をセキュリティ対策に回すのは当然であり、それを怠っていることは間違っていると思います。
利益率の高さを誇る前に、ビル・ゲイツ氏の財産を誇る前に、利益の一部を、ユーザーの安全のために、もっと還元すべきです。

2003/10/03

あなたに64ビットPCが必要な(あるいは不要な)理由

64ビット・コンピューターの時代がやってこようとしています。
結論から言えば、現在の32ビットで十分な人(や会社)が圧倒的多数です。
それでも64ビットだから可能となることも多いので、おそらく2010年ぐらいには、64ビットが市民権を得ている状況になっているのでしょう。
32ビットと64ビット、何がどう違うの?と聞きたい人は、この記事を読みましょう。
かなり分かりやすく説明してくれています。

2003/10/03

イラク:大量破壊兵器発見できずと報告 CIA特別顧問

結局イラクでは「大量破壊兵器は発見できていない」そうです。
「兵器がないと結論付けたわけではない」とは言っていますが、事実上、大量破壊兵器の脅威は架空のものであったと結論付けるのが順当でしょう。
アメリカ民主党は「米国が戦争に踏み切った根拠がいまだに何の確証もなく、さらに長期間にわたり巨費を投入して調査しなければならないという状況」を疑問視しています。
戦後の混乱は相変わらず続いており、本当に戦争が終わったのかどうかも疑問のような気がします。

2003/10/02

住基ネットに侵入成功 長野県の3町村で実験

長野県で行った住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)への侵入テストにより、住基ネットへの侵入が実際に可能であることが分かったそうです。

私は個人的に、住基ネットには否定的です。
「システム自体があることのメリット」は理解しているつもりですが、データの漏洩やデータ入力のミスが、どれほど大きな被害につながるかと思うと、少なくとも積極的な導入は避けたいです。
現在の住基ネットは、どう考えても脆弱過ぎます。
既にデータ漏洩は何度か起きています。
やるのであれば堅牢なシステムであるべきですし、脆弱な住基ネットは、むしろ危険です。
住基ネットを導入するにしても、現在の国の方針は、急ぎ過ぎているのではないでしょうか。

2003/10/02

イラク:破壊兵器保有は「はったり」と証言へ 米捜索チーム

このニュース、ぜひ元記事を読んでください。
ブッシュ政権が本当にこの記事の程度のものであるとしたら、あまりにも情けないです。

2003/10/02

BSデジタル放送、コピーワンス信号を来春から送信
「コピーワンスコンテンツ」がもたらす弊害(1/2)
「コピーワンスコンテンツ」がもたらす弊害(2/2)

最近、パソコンでTVを録画するのが流行っている。
ビデオデッキもDVD系の録画ができるのが当然になってきたようだ。
そうした中、録画したTVのコピーを制限する機能が、そろそろ本格的に導入されようとしている。

確かに、放送局や制作の人間からすれば、永久に保存でき、しかもばかすかコピーをとられた日には、収入の激減は確実である。
ビデオテープの時代と異なり、デジタルデータはコピーしてもデータの欠落がないからだ。

しかし視聴者の立場からしてみれば、個人的なコピーや編集が許されないとなると、せっかく便利になってきたAV環境が退化してるようなもんである。
納得いかないと考えるユーザーは多いはずだ。

困ったことに、今売られているAV機材のほとんどには、既に「コピーできない」機能が盛り込まれている。
WOWOWやスター・チャンネルでは、既に一部の放送でコピーガード信号が使われており、来春にはNHKも民放もコピーガード信号が当たり前な状態と化す。
そのとたん、「今までは録画した番組はコピーできたのに、急にできなくなった」ということになる。
孫が出た番組をダビングして、親戚に配ることすらできなくなるのだ。

この流れは、今のところ止める手立てはない。
TVというメディアの存在意義は、これによって、大きく変わるのではないだろうか。

2003/10/02

ソースネクストが進める1,980円ソフト戦略の影響

安いソフトが増えれば、ユーザーは有り難いはず…。
確かにそう思えるかもしれない。
しかし、安いソフトばかりになれば、かえってユーザーのためにもならないのではないか。

あまりに安ければ、ソフトショップも利潤を確保できない。
メーカーだって、安くなった分だけ売れてくれるならいいが、それが裏目に出れば、ますます開発費が苦しくなる。
そうなれば、優れたソフトは出てこない。
安くソフトを作るため、国内でソフトを開発するメーカーは減り、国内にまともなプログラマーがいなくなってしまう可能性だってある。
そうなったら、ますます日本の産業は空洞化するだろう。

確かに高過ぎると思うソフトは多い。
何万円もする、あるいは10万円を超えるソフトは、どうしてもっと安くならないのかと思う。
そういうソフトが安くなってくれれば確かに嬉しい。
しかし。

私は2,000円のパッケージソフトというものを、あまり信用できない。
生産、印刷、流通、こうしたコストが減るわけではないので、1本売れても会社には300円程度しか入らないはずだ。
1万本売れても300万円である。
個人で開発してるならともかく、これで会社が食っていけるとは思えない。
だとしたら、そのソフトの中身には、おそらく、たいして期待できない。

もちろん、古くなったソフトを安くするというのなら、話は別である。
新しいソフトは多少高くとも、話題性が落ちたとか、旧バージョンになったとか、そういうときには安くして売ればいいと思う。
それなら私も安心して買える。

価格を安くして、買いやすい状況を作りたいという意見には賛成である。
しかし、良貨が駆逐されては困るのだ。
ソースネクストのこの戦略が今後どう影響していくか、私は大変気がかりである。

21世紀の公園で