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2004/07/29

市内の公道、全て禁煙 千葉・柏市が05年度から導入へ

いやー、すごい法律です。嫌煙家としては嬉しい限りですが…。

しかし、全ての公道で禁煙っていうのは、愛煙家にとっては基本的人権を奪われるぐらい辛い法律だよなぁ。

ただ実際、歩き煙草はほんとに止めて欲しいです。
アレルギーや喘息を持っている人には、これ、暴力と何ら変わりません。
子供にとっても同様でしょう。
煙が漂ってきただけで、どんなに不愉快になるか…。

だから、喫煙は喫煙場所として認められた場所でのみ行う、というのは是非徹底していただきたいと思います。

しかし、公道全てが禁煙ってのは…。
さすがにちょっと可哀想な気が…。う〜ん。

2004/07/29

凍結精子で出生の男児認知訴訟で、高松高検が上告
凍結精子訴訟で高検が上告 判例なく最高裁判断仰ぐ

凍結精子で体外受精した子供の父親は、精子提供者なのか?

これ、案外難しい問題です。
遺伝的、つまり科学的には「イエス」ですし、そういう概念に、SFを通して、我々は既に慣れてしまっている。
だから法律がそれを認めないとなると、法律が遅れているとか、非人道的だとか、いろいろ言い出す人が出てくる。
もちろん私も、感情的には「イエス」と言い切ってしまいたいところなんですが…。

しかしこれをいざ認めてしまうと、親の認知なしに子供、つまり扶養者や財産権利者ができてしまう可能性があるんですね。
しかも、親が死亡して何年も、あるいは何世紀も経ってから、権利者が生まれる可能性がある。

こうなると、今の法律では、遺産関連を法的にまとめられなくなる可能性が強いんだろう、と思います。

親が死んだときに懐妊していた、というのは、既に法的に準備されているケースですが、親が死んで何世紀も経ってから子孫が生まれるというのは、これまでの法では整備されていないし、そういう可能性は皆無だった。

これを法的に整備していくのは、おそらくはクローン人間の人権と同じぐらい、ややこしい話でしょう。

既に生まれてしまった子供にとって、不幸な状況にはならないでほしいですが、その親や医者としても、子供を作る前に、その子の法的な立場を真剣に考えるべきだったと思います。
それも、法の専門家を十分交えたうえでね。

2004/07/29

「檄」「姑息」「憮然」意味取り違え7割…文化庁調査
「げきを飛ばす」誤解7割 「姑息」「ぶぜん」も 文化庁の日本語世論調査

私も間違った意味で覚えてました。

【檄(げき)を飛ばす】
○自分の主張や考えを、広く人々に知らせて同意を求める
×元気のない者に刺激を与えて活気付ける

【姑息】
○一時しのぎ
×ひきょうな

【憮然】
○失望してぼんやりしている様子
×腹を立てている様子

…だそうですが、私は3問全部ペケでした。(^^;;
しかし、誤用の方が、今や一般的な意味になっているような。

おそらく誤用を広く普及させたマスコミ(新聞?スポーツ?ドラマ?あるいは、もしかして落語?)が過去に存在したのではないでしょうか。
でなきゃ、ここまで誤用が一般的になるはずはないと思うんですが。

ぜひ「何故誤用が広がったのか」を解明してほしいものです。

2004/07/29

大学全入時代 『二年前倒し』が意味するもの

2009年には、大学希望者数と大学定員数が一致する…と言われていたのが、2007年に早まる見込みだそうです。

既に定員数を割った大学がぽろぽろと現れてきていますが、3年後には定員を割るどころか、全く新入生のいない大学すら出てきそうです。

全体の数が一致しても、人気の高い大学には集まりますから、人気のない学校は淘汰されるしかないでしょう。
海外から学生を集める大学が一時的に増えてきていますが、所詮力のない大学であれば、それも一時的な学生確保に過ぎません。

何故2年早まったのかと言うと、大学志願数が増えていないからです。
高い金を出して大学に行っても、将来につながらないのではないか、生きた金の使い方にはならないのではないか、という不安が強くなってきているのです。
また、水準の低い大学に行くぐらいなら、専門学校の方がよほどいい、という価値観も定着してきています。

ある意味、これは健全な感覚でしょう。
「どこでもいいから大学に行きたい」というのは、かつてはよくある考え方でしたが、今後は意味を失うでしょう。

しかし、大学が次々と倒産していく社会というのは、国の崩壊につながりかねない気がして、どうにも不安です…。

2004/07/24

匿名で2億円の当選宝くじ寄付 豪雨被害の福井
豪雨見舞に2億円の宝くじ当たり券 匿名で福井知事に
匿名で2億円の当たりくじ 豪雨被害の福井県に 「援助に」と手紙添え

誰が送ったものなのか分かりませんが、粋な人もいるもんです。

集中豪雨への見舞いとして、2億円の当たりくじを匿名で送る…。
実にカッコ良いです。
私も死ぬまでに一度ぐらいは、やってみたいものですが、そもそも宝くじを買ったことないからなぁ。

2004/07/21

売られるUFJ銘柄の15社実名リスト

UFJと三菱東京の合併によって、売られる株が出てくる、という話。

『銀行は、企業の発行済み株式のうち保有できるのは独占禁止法で5%以内に制限されている。このため、両行合わせて5%を超える株式は将来的に売却する必要が生じてくる。』

そして5%を超えてしまう銘柄が132社あるのだそうです。
うち15社は既に実名が公表されています。

【15社リストと各社コメント】
新東工業   9.5% 担当者が出張でいない
高砂香料工業 8.3% 影響はあろう
加賀電子   8.3% 合併が決まれば善後策を協議
百五銀行   8.1% 今の段階では何も言えない
岡谷鋼機   7.8% 合併は先の話なので
高砂熱学   7.5% 検討していない
ロート製薬  7.3% 自社株買いなど選択肢がある
愛知銀行   6.8% みずほのときも若干の猶予が
東海カーボン 6.4% まだ考えていない
千葉銀行   6.1% 今後どうなるかわからない
日本特殊陶業 5.7% 広報が不在でお答えできない
藤沢薬品工業 5.5% 当面は影響はない
日本ガイシ  5.4% 株主層を広げる努力を続ける
リコー    5.4% コメントできない
任天堂    5.4% 大きな影響はない

『マーケット関係者の中には「15社リストをみると、右肩上がりで業績のいい銘柄が多く、売却もスムーズに行くのではないか」とみる向きが多い。』

『相場が元気なときなら問題ないが、現在の凪のような時期にはボディーブローのように効いてくる。』

すぐに影響が出てくるかは分かりませんが、なんにせよ、これらの銘柄は要注意なんでしょう。

2004/07/21

小泉内閣の支持率、最低の36% 本社世論調査

小泉政権の支持率は36%。小泉内閣発足以来最低だそうです。

数字は朝日新聞の調査によるもの。
とにかく小泉さんの「いろいろ」発言には、神経を逆撫でさせられましたから。
年金法の修正は、一度白紙に戻し、しっかり議論をやりなおすべきだと思いますが、自民も公明も白紙撤回は拒否しています。
また、選挙の負けを認めず、うやむやにしていったあたり、更に支持者離れを加速させてるのではないでしょうか。

2004/07/21

酷暑「いつまで?」と問い合わせ殺到…熱中症175人
豪雨の原因、山越えたら猛暑の原因に フェーン現象
最大電力がことし最高更新

東京で39.5度、千葉では40.2度の猛暑。

とにかく暑過ぎます。ふらふらです。
午後1時頃39.5度という体温以上になった後、夕方になっても36度、深夜になった今も暑くてたまりません。

おかげで熱中症で倒れる人も続出。1日で約200人。
電力会社の細大電力も今年最高を記録。電力10社の合計が約1億7400万キロワット。

この異常な暑さの原因は、新潟や福井で集中豪雨を降らせたフェーン現象と同じだそうです。

明日も36度以上になるそうなので、倒れないよう、水分補給はしっかり取りましょう。

2004/07/20

イラクの石油収入「どこに消えた」 英野党など指摘

またまた久しぶりの更新です。(^^;;

イラクの石油収入が、数十億ドル、消えているそうです。
イラクの石油収入は「イラク開発基金」として、6月まではCPA(米英の暫定占領当局)が管理していました。
CPAによる報告書では、基金に入った石油収入は108億ドル。
しかし英野党による計算では122〜145億ドルだそうで、この差額がどこに消えたのか、CPAによる報告書では全く説明できないそうです。

イラクの復旧や管理の多くは、イギリスとアメリカの企業が、CPAの下請けとなって行っています。
しかしその下請け企業のほとんどは、ブッシュの関係企業だと指摘する本がいくつも出版されています。
ここからは憶測となりますが、これらの関連企業が、この差額を利益として得ている可能性が考えられるのではないでしょうか。

この憶測は間違いかもしれませんが、戦争を起こした当事者(ブッシュ大統領を含む米英の政府関係者)が、戦争から多くの利益を得ているのではないかと指摘する声は決して少なくありません。それがイラク戦争をより不透明なものにしています。

暫定政府に移管したと言いながらも、アメリカは未だにイラクで空爆を続けています。
主権を移譲されたにも関わらず、外国軍による爆撃が続く…。

私は、国民を守るのが国家だと思いたい。
だとしたら、暫定政府は国家ではないのでしょう。

「あの国」は、国民ではなく、何か別のものを守ろうとしているのではないか?
そう思う機会が、次第に増えているように感じています。

21世紀の公園で