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2004/09/30

新ゆうパック、宅急便より最大2220円安く
「ゆうパック」値下げ、ヤマト運輸より割安に
対ヤマト同じ『サイズ制』に 『ゆうパック』料金でも攻勢

郵便局の小包、ゆうパックが、明日から事実上値下げとなります。

面白いのはこのニュース、朝日新聞と読売新聞は経済欄で扱っていますが、東京新聞は政治欄で扱っていること。
理由は、宅急便より安い料金体系になったことにあります。

小泉政権は郵便局の民営化を進めていますが、今現在は郵政公社。
公社が民間業者を追い詰めるような料金体系となって良いのか、という意見があるからです。

実際、ヤマト運輸は不快感を隠そうとしていません。
つい先日、ヤマト運輸は郵政公社を不公正取引として提訴したばかりですしね。

料金改正の骨子は、まずこれまで重量で決まっていた料金を、宅急便と同じサイズ毎に改めたこと。
そして郵便局に持ち込んだ場合は100円値引くなど、いくつかの値引きを用意したこと。
最低料金は、これまでの510円から600円になり、値上げとなりますが、持ち込めば500円からですから、若干の値下げと見ることもできます。

郵便局は昨年からでしたか、EXPACKというサービスも始めており、一定サイズまで全国どこ宛でも500円で送れるようになっていますから、民間の運送業としては実際「やってられない」感もあるでしょう。

しかし現在、ゆうパックのシェアは、わずか6%だそうです。
やはりコンビニで出せる宅急便に人気があるわけで、郵便局としては値下げでもしないと生き残れない危惧があります。

まぁ、僕ら一般人としては、運送料金が安くなる方が有り難いわけで、値下げは歓迎したいところ。

ちなみに私は、ヤマト運輸のメール便を使うことが増えています。
縦横高さが70cmまで、厚さ2cmまで、重さ1kgまでという制限はちょっとキツイですが、80〜310円でコンビニから送れるのはかなり有り難いです。
書類や本を送るときは、できるだけメール便にしてます。
で、それでは無理ってときは冊子小包で、次がEXPACK、そして宅急便という順番だったのですが、今後はゆうパックもまた併用することになりそうな感じですね。

2004/09/17

イラク戦争:パウエル、アナン発言で揺らぐ大義 政府困惑
イラク戦争「国連憲章上違法」 国連事務総長がBBCに
「大量破壊兵器、見つからないだろう」米国務長官が断念

イラク戦争にアメリカの正当性はあるのか?

13日にアメリカのパウエル国務長官が旧フセイン政権による大量破壊兵器備蓄の発見を断念しました。
つまり、旧フセイン政権が大量破壊兵器を持っていた可能性は、これによって完全に消えました。
イラク戦争開戦の理由は、完全に間違いだったということです。

そして15日、アナン国連事務総長は、イギリスのBBCテレビのインタビューで、『イラク戦争を「我々の見地からも、国連憲章上からも違法」と断じ』たうえで、『各国が共同歩調をとり、国連を通して行動するのが最善という結論に誰もが達している』と述べました。

国連の代表者が、アメリカによる開戦は違法であると、ここまで明言したことは、アメリカに同調していた各国の対応を改めて問うことになります。

日本は今後、国連に沿ったルールを優先するのか、アメリカに沿った外交を優先するのか、改めて選択しなくてはならないでしょう。
私としては、前者を選択して欲しい限りですが、今の政府にそれができるのかは、残念ながら疑わしそうです。

2004/09/13

温泉無効:塩素殺菌すると、酸化作用で肌ガサガサの恐れ

温泉を塩素で消毒すると、温泉が持つ還元作用が失われるそうです。

もっとはっきり言えば、塩素は肌を酸化するため、皮膚の老化が促進される…要するに、塩素で消毒すれば、せっかくの温泉効果が台無しになり、むしろ皮膚を老化させてしまう可能性が強いと。

これじゃ、温泉に行く意味がありません!

循環式の温泉は、細菌の発生が怖いので、塩素で消毒することを義務付ける自治体が増えていますが、どうもこれを読む限り、塩素による消毒は害が多過ぎそうです。

となると、循環式の温泉は敬遠して、湯量のたっぷりある、かけ流し式の温泉を選びたくなってきますねぇ。

2004/09/12

北朝鮮北部で大規模爆発 9日に中国国境近くで
北朝鮮北部で大規模爆発か、キノコ雲様の煙 通信社報道

9日に北朝鮮で大規模な爆発…核実験の可能性は薄いようですが。

爆発があったのは中国との国境も近い両江道金亨稷郡という場所。
直径3.5〜4キロのきのこ雲が観測されたそうですから、尋常な大きさではありません。

爆発の起きた9日は北朝鮮の建国56周年の記念日で、しかも現場近辺には軍事施設が密集しているとか。
なんらかの予定に沿った爆発だったのか、単なる事故なのか、かなり気になります。

それよりもっと気になるのは、この情報が今日報道されていることです。
9日に爆発があって、12日に報道。
このタイムラグはずいぶん大きいと思います。
日本も衛星は持っているわけですし、またアメリカの軍事衛星にも当然映ったはず。
もっと早く報道しなかったのは、政府が報道に制限をかけていたからなのではないでしょうか。
政治的になんらかの制限がかかってくるのは当然なのかもしれませんが、タイムラグの理由は、やはりそれなりに説明されるべきだと思いました。

2004/09/11

9・11の救助犬、ガン死相次ぐ

9・11のアメリカ同時テロから今日で3年ですが。

その際、生存者の救出活動に活躍した救助犬計97匹のうち、3年間で14匹がこれまでに死亡しており、そのうちガンが死因だった犬が8匹だったそうです。

この数字はかなり高いのではないでしょうか。
『テロ後の1年間、調査対象の救助犬では異物に反応する抗体の量が極めて多く、免疫システムが強く反応した』というデータもあるようです。

これが具体的に何を示しているのか、かなり気になります。
原因を究明してほしいものです。

21世紀の公園で