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2005/08/29

デジタル放送、録画1回限り規制緩和へ…利用者に不評
デジタルテレビに潜む危険と脆弱性

デジタル放送は、アナログ放送よりも、本当に便利になるのか?

7月29日にもここに書いた、「デジタル放送のコピーワンス」、つまり、デジタル放送の録画を一回しかコピーできないという不便な状況は、読売の記事によると、来年早々にでも改善されそうな状況。

具体案は年内、実施は早くて来年2006年とあるので、半年後には改善された(制限を緩めた)機器が店頭に並びそうです。

しかし、今売っている「一回しかコピーできない」機器や、既に購入してしまっている機器はどうなるんでしょうね。
内部プログラムをアップデートできるのかしらん?

実はそこに関係するのですが、ITmediaでは、もうひとつのデジタル放送(と言うよりもデジタルテレビ)の問題点が指摘されています。

デジタルテレビの多くは、中のプログラムを自動でアップデートできる仕組みを持っており、また、ユーザーを特定するための仕組みも、内蔵されています。

この2つの機能は、今までのテレビにはない、「新しい便利さ」につながるものですが、記事によると、ここに大きな落とし穴があるのだそうです。

まず「自動でアップデートする仕組み」ですが、万一アップデートに失敗したり、また、アップデート予定にはないデータに反応してアップデートが動作してしまうと、テレビが全く動作しなくなるそうです。

これは記事を書いた方が実際に体験されたことらしく、メンテナンスの人がやってきて修理してくれるまで、3日間、テレビが使用できなかったそうです。

ということは、ある日突然テレビが使えなくなる、といったサイバーテロも、仕掛けようと思えば可能ということ。
災害の際に、電気が通っててもテレビが使えない、という事態も十分ありえるわけです。

次に「ユーザーを特定するための仕組み」ですが、実はデジタルテレビには、ユーザーがテレビの放送局などに送った、名前や住所等の個人情報を内部に記録しているタイプが少なくないのだとか。

つまり、今まで通りに「故障したから廃棄」とした場合、中に個人情報が残ったまま捨てられるわけです。
どこかの誰かが、その個人情報を拾い集める可能性があるわけで、これはかなり深刻な話でしょう。

気になる方は、元の記事をぜひ読んでください。
やや長いですが、読みやすい内容です。

新しい技術は便利なものかもしれませんが、運用にあたってのガイドラインがこなれていないうちは、大きなリスクも付きまといます。

家電は、誰でもごく少ない知識で使えないといけないはずのものですが、IT化した家電は、まだまだセキュリティー面での問題が解決されていない…と思っておくべきなのでしょう。

2005/08/24

トリビアの泉〜素晴らしきムダ知識〜
トリビアの泉 オフィシャルサイト
電車男

今日の「トリビアの泉」は感心してしまった…。

今日の「トリビアの泉」の「トリビアの種」のコーナーで、電車男をネタに使った実験結果が放送されました。

その実験は、「酔漢に女性がからまれているのを見た秋葉系男性の何割が、女性を助けようとするか」というもの。(正確な表現ではありませんが、まぁ、そういう意味です。)

秋葉原の路地裏に死角を作り、そこで酔客役と女性役の役者がスタンバイ。
その路地の入り口に、「メイド喫茶か何かが開店」という看板を出し、秋葉系男性を誘導。
秋葉系男性が一人でやって来たところで、役者が演技を始める…。

酔漢は身体が大きなタイプではなく、昼間から酔っ払った乱暴なサラリーマンという感じでしたが、からまれている女性を見ても、見て見ぬフリをする情けない男が続出…するかと思いきや…。

結果は百人中69人が、女性を助けようとしていました。
逃げたり知らぬフリを決め込んだ人は3割。

3割も逃げたのか!と嘆く人もいるでしょうが、腕力に自信がなく、人とコミュニケーションを取るのが苦手と言われる秋葉系男性の、なんと7割が助けることを選択したというのは、私にはかなり意外な、嬉しい結果でした。

へたすると5人ぐらいなんじゃないの…なんて家族で話してたんですけどね。

日本人は、予想以上に、まだまだ捨てたものではないし、日本の未来は、思っていた以上に明るいのかもしれない。
かなり本気でそう思うことができました。

2005/08/19

韓国「反日歪曲」報道 特ダネ、実は中国映画から盗用
「日本731部隊関連で誤報」 MBCテレビが謝罪放送
南京事件「証拠写真」を検証する

嘘の映像を使う韓国の反日報道。視聴者からの指摘で謝罪。

『韓国の二大テレビ局のひとつであるMBC(文化放送)テレビが「光復六十周年記念日」の15日夜のニュース番組で報道した』『旧満州に駐屯していた日本軍の細菌戦研究部隊「七三一部隊」が自ら撮影した生体実験の様子』が、実は『1980年代に中国で制作された劇映画「黒太陽七三一」に登場する場面』をモノクロ化しただけのでっちあげ映像だったそうです。

韓国は意図的に反日感情を盛り上げるために、しばしば嘘や虚実の入り混じった報道を行います。
今回の報道はあまりにずさんで、呆れるしかありませんが、こういうモラルのかけらもない報道を、日本は韓国(や中国)により強く抗議するとともに、こうした報道の実態を、より多くの人に知らしめる必要もあるのではないでしょうか。

というのは、この話、日本ではあまり報道されていないのです。
一切取り上げていない新聞も少なくありません。

韓国を刺激しないための配慮かもしれませんが、韓国の実態を報道しないままに「韓流」という友好ムードを演出したつけが今の反日なのだとしたら、事実は事実として報道することが、まずは必要なことのように思えます。

韓国も日本も、相手の良いところ、悪いところ、両方をまず正確に知る必要があります。
そこから再度始めない限り、いつまでも本音では付き合えない国同士のままなのではないでしょうか。

似たテーマなので、本を一冊紹介しておきます。
『南京事件「証拠写真」を検証する』

南京事件は、日本が中国で行った蛮行として有名ですが、その南京事件の証拠として流布されている多数の写真を、一つ一つ検証した本です。

驚くことに、流布されている写真の全て(ほとんど、ではなく、全てです)が、証拠として不充分である、とされています。
その多くはでっちあげであり、関係無い写真のキャプションを意図的に変えて証拠のように見せていたり、日本軍の写真と言いながら実は日本軍の軍服ではなかったり、まぁ、そういうものばかりであったと、この本は結論しています。

この本を100%鵜呑みにすべきではないでしょう。
しかし、検証内容は説得力があり、でっちあげ写真が大半であることは、まず間違いないことだろうと思えました。

もちろんこれは、南京事件そのものが架空であるという意味ではありません。
しかし、韓国や中国が、その被害を過剰に大きく膨らませて、反日につなげていることは確かなことのように思えます。

2005/08/08

ハリウッド最強の女優は11歳のD・ファニング=米誌が断定
ダコタ・ファニングの写真(その1)
ダコタ・ファニングの写真(その2)

十代の輝ける話題をもうひとつ。

映画「宇宙戦争」でトム・クルーズと共演している子役のダコタ・ファニング。
彼女が2001年以降に出演した映画12本の売り上げは『6億4700万ドル(約730億円)で、ロバーツの5億8600万ドル、キッドマンの4億9700万ドル、ブロックの2億9500万ドルを上回っている』のだそうだ。

つまり彼女は11歳にして『ハリウッド最強の女優』なのだという。

実際、「アイ・アム・サム」での彼女は、ものすごく輝いていたものなぁ。

子役で注目され過ぎて、お金持ちになり過ぎて、両親の仲がおかしくなっちゃったり、人間関係がややこしくなっちゃったりという例は、アメリカでも日本でもよく聞くだけに、ちょっぴり心配なのも確かなんだけど…。
まぁ余計なお世話だよね。(^^;;

これからも期待してます。はい。

2005/08/08

米13歳少年が撮った原爆ドキュメンタリーが話題

アメリカの13歳、2人で原爆ドキュメンタリーを制作、公開。

アメリカはやはり面白い。
アメリカには醜い一面もあるが、新しい文化や才能が最も多く出てくる、素晴らしい国でもある。
多様な個性と多様な文化が同居し、小競り合いを繰り返しながらも、共存の道を模索し、その中から優れたものが世界に向けて発信されていく。
もちろん、なかなか芽が出ずに苦悶している人は、注目された人の何十倍もいるのだろうけれど。

シカゴ在住の13歳の少年ふたりが作った15分の原爆ドキュメンタリー「ジーニー・イン・ア・ボトル」が、『核拡散防止条約再検討会議開催中のニューヨーク国連でも上演され、スタンディング・オベイションだった』のだそうだ。

構成、インタビュー、作曲等を全てふたりでやったという。

反響は大きく、英国、韓国、イタリア、カナダ等で上演される話が出ているらしい。

『2020年の核兵器廃絶の目標は達成できると思う?』
『あと15年じゃ早過ぎるかもしれないけど、不可能なんてことはないんだ』

未来を信じることのできる若若しい言葉が眩しい。

21世紀の公園で