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2005/09/22

米大学の研究チーム、芋虫型の超小型ロボットを開発

髪の毛より細い、超マイクロサイズ・ロボットが実現に!

「幅60ミクロン、長さ250ミクロン」のロボットだそうです。
「1ミクロンは100万分の1メートル」と記事にあります。つまり「1ミクロンは1000分の1mm」だから、「長さ250ミクロン」とは「長さ0.25mm」。1mmの4分の1ですか。

ちょっとWebで調べてみたら、蚤の体長が1〜4mmで、ダニが0.2〜0.5mmだそうです。そうかぁ。ダニ並かぁ…。

ダニの大きさのロボットで、人間が操縦できるとなると、どの程度操縦できるかにもよりますが、いろいろ応用が利くんでしょうね。
電子回路の修理や体内手術など、人間の手が届かない場所に潜り込めるし、とにかく小さくて目につかないから、スパイ活動にも使われそう。

どういう応用例がでてくるのか分かりませんが、なんとゆーか、既に私の理解範囲を超えてる気がします。
そういう技術があることは理解してても、リアルに実物を想像することを頭が拒否してしまう。

この21世紀は、子供の頃に想像していた21世紀とはかなり違うんですが、こういうニュースを読むと、確かに21世紀になっちゃったんだなぁと思います。

2005/09/10

南極上空のオゾンホール、過去最大規模まで発達の恐れ
オゾンホール急拡大、9−10月に過去最大級に
オゾン層減少歯止めかかる…シカゴ大観測チームが発表

オゾンホールは過去最大規模に?

気象庁の発表によると、この8月中旬以降、南極のオゾンホールが急速に発達しており、過去最大規模に発達する可能性があるとのこと。

この記事に「あれ?」と思いました。
つい先日、「オゾン層減少歯止めかかる」と報じられていたからです。

「歯止め」はシカゴ大学の観測チームの発表による報道でした。
正直なところ、「歯止め」の報道に「本当かなぁ?」と思ってたんですよね。

だって、中国の石油消費量は急激に増加しており、そのため世界的な石油不足を招いています。
なんでも、上海のスモッグは東京近辺まで届く勢いだとか。

アメリカは京都議定書にサインせず、国力維持のためには石油消費増加もやむおえなしの態度だし。

クールビズぐらいで環境破壊が止まるとは絶対に思えない。

こうなってくると、シカゴ大の発表は、アメリカの国策に沿った「都合の良い報告書」だったんじゃないかと思えてきます。

まぁいずれにせよ、庶民としては、「ちょっとの我慢」を積み上げていくしかないでしょう。
企業や政府も、石油や原子炉に頼らない、風力や潮力による発電を、もっと推進してほしいものだと思います。

2005/09/03

親日作家が敗訴 9600万ウォン賠償命令
『親日派のための弁明』文庫版(金 完燮)
『親日派のための弁明2』(金 完燮)

韓国が恐るべき言論弾圧国であることを、貴方は知っていますか?

先に断っておきます。
私は韓国を不当に非難したくてこれを書くわけではありません。
しかし、韓国の言論弾圧の恐ろしさを、もっと日本人は知るべきだと思います。
そして韓国には、言論弾圧に負けまいと闘っている人も存在することも、同時に知っておかねばならないと思います。

もう一つ、先に断っておきます。
今現在、このニュースは韓国では普通に報道されていますが、日本の大手新聞では未だ報道されていません。
月曜までに、きちんと大きく取り上げて報道してくれるでしょうか?
このニュースが貴方の読んでいる新聞で全く取り上げられなかったとしたら、その新聞は信用できないと、私は思います。

さて、ここからが本文。

『親日派のための弁明』という本があります。
過去に日本によって行われた韓国支配を、客観的に分析した本だと言っていいと思います。

著者である金氏は、元々は反日の立場でしたが、韓国からアメリカに渡り、いろんな資料を読むにつれ、しだいに韓国の反日に違和感を感じるようになり、韓国の反日的な歴史解釈を捨て、親日的解釈に至ったそうです。

つまりこの本のテーマは、親日的歴史解釈です。
しかし、「親日」とはいえ、親日を目指したわけではなく、公平な視点であることを目指した結果、「反日の逆」になったと解釈すべきでしょう。

とはいえ、実はここでは、本の内容の正否は関係ありません。
さらに言えば、この本が韓国で有害図書指定されたことも、とりあえず置いておいてよいと思います。

問題は、金氏がこの本を出版したことで、名誉を傷付けられたとして訴えられ、金氏が敗訴したこと。
訴えたのは義親王(日韓併合前の韓国王)の息子ら15人で、賠償額は計9600万ウォン(約1千万円)。

新しい歴史解釈を提出して、歴史上の人物の子孫から名誉毀損で訴えられ、賠償金を支払わなくてはならない?
貴方はこれに強い違和感を感じませんか?

新しい歴史解釈とは、歴史上の人物の言動を解釈しなおすことでもあるので、その人物の子孫にとって面白くない場合もあるでしょう。
しかし、それを名誉毀損とするなら、歴史を語ることはできません。

この裁判結果は、「歴史の新しい解釈そのものが有罪である」と言っているのに等しいのです。

韓国では、親日的な著書を出版した結果、辞職に追い込まれた例が絶えません。
言論の自由も、学問研究の自由も、韓国では大幅に制限されているということです。

ただ私は、韓国のそうした不自由よりも、そういう不自由な状況の中、あえて親日的な著書を出版している韓国人がいるということに、より強い驚きを感じます。

彼等は、自分の不利を承知のうえで、自分の人生を賭けて発言しているのです。
そういう素晴らしい人物も、また韓国にいるということを、忘れてはならないと思います。

21世紀の公園で