リンク先が消えていたり、リンク先の内容が変わっている場合があります。
|
2006/07/25![]() <コラム>身の程をわきまえない国 ![]() 韓国は変わるのか?変われるのか? リンクは韓国のメジャー新聞、中央日報のもの。 現政権の韓国を『身の程をわきまえない国』『自分の置かれた状況も分からないくせに、他人のことを心配するバカ』とまで言い、『無駄な「反日感情」だけをそそのかし、国民をだましたりするな。』『いまこの国は間違っている。』と断定しています。 ここまで強い論調はこの数年見られなかったものです。 現政権の反日や北朝鮮に対する無条件支援を後押ししていたのも同じ韓国マスコミですから、なぜそういうまともな意見をこれまで言えなかったのかと腹立たしく感じてしまう面もありますが、もし北朝鮮のミサイルが、韓国のマスコミの目を覚まさせてくれたのであれば、やはり、まずとりあえずは喜ぶべき兆候なのでしょう。 とにかく今、韓国は、韓国が国際社会から取り残されようとしている現実に気が付き始めています。 韓国の経済が停滞し始めていることも、大きな不安材料になっており、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領への不信感が一気に膨らんでいます。 ただ、こうした兆候の現れ方には、正直なところ、期待と同じ程度、不安も感じてしまいます。 政治はこうあるべき、外交はこうあるべき、経済はこうあるべきという、理想を追う形での主張なのかどうか、どうにもよく分からないのですね。 単に政治的・経済的な行き詰まり感から「間違っている」と言っているだけだとしたら、それは場当たり的な判断に過ぎません。 もしそうなら、韓国はいつまで経っても場当たり的な、国民・マスコミの顔色をうかがうような政治しかできないでしょう。 とにかく北朝鮮のミサイルという現実的な脅威を目の当たりにしたことで、韓国は、目を覚ませるのかどうかの、大きな分岐点に立つことになりました。 |
2006/07/16![]() ピンクフロイドのシド・バレットが死去、60歳 ![]() シド・バレット、とうとう帰らぬ人となる…。 ピンク・フロイドと言えば、60年代後半から80年代にかけて、プログレッシブ・ロック御三家の一つとして活躍したバンド。 音楽的な功績は、おそらくビートルズに次ぐと言ってもおかしくないでしょう。 そのピンク・フロイドの初期のリーダーであったシド・バレット氏が、11日に60歳で亡くなったそうです。 シドの時代、ピンク・フロイドは、内面的なテーマを追求するあまりドラッグに耽溺し、結果、シドは狂気に犯されていきました。 シドが活動できなくなり、シドの代わりにデービット・ギルモアが入り、バンドの音は急速に洗練されていきましたが、そのサウンドや曲の哲学的テーマのベースにあるものは、確かにシドが作り上げてきたものだったと思います。 言わば、バンドの精神的なバックボーンはシドが作り上げ、その上にロジャー・ウォーターズ(シドと同じく初期メンバー)やデービット・ギルモアが、より洗練された音を重ね上げて創っていったのが、ピンク・フロイドという怪物でした。 記事の中で、『ピンクフロイトの大ヒット曲「Wish You Were Here」は、シド・バレットさんに捧げる曲として有名』と書かれていますが、「狂ったダイヤモンド」もシドのことだと言われています。 私はシド以降のピンク・フロイドよりも、シドの時代のピンク・フロイドの方が好きです。 サウンド的には洗練されてはいないものの、確かに心の奥底に響いてくるものが多いので。 シドはピンク・フロイドを去ったあとも、何枚かのアルバムを残しています。 ロックという音楽シーンを、哲学的に掘り下げていく過程の中、彼は確かに、誰よりも、何よりも、重要な位置にいたのだ…と私は思います。 |
2006/07/10![]() 「日本は騒ぎ過ぎ」 ミサイル発射で韓国大統領府HP 【ミサイル発射】集中砲火浴びる韓国国防長官 【社説】国民を心細くする政府の安保不感症 ![]() 北ミサイルで大きく割れる韓国政府と韓国マスコミ 韓国政府が「日本は騒ぎ過ぎ」だと日本を非難したことで、北朝鮮のミサイルについての認識が、日米と韓国で大きく異なることがクローズアップされています。 これを危機と言わずに何を危機と言うのかと、思わず韓国に詰め寄りたくなるところですが、実は韓国内でも、政府の認識とマスコミの認識は大きく異なっているのです。 韓国の新聞のHPを読むと、「韓国の危機管理は平和ボケではないか」といった論調があちこちに見られますし、北のミサイルを人工衛星だろうと言ってきた韓国政府への不信が、大きく広がっているのが分かります。 ほんの数か月前までは、韓国マスコミも韓国政府と一緒になって反日的な記事を多く掲載していたのですが、最近は反日的傾向は抑え気味で、むしろ反日を不必要にあおることを反省しているような文章も見られます。 こうした現象は、要するに、盧大統領政府への不満が膨れ上がり、既に「反日」程度では抑えが効かなくなっている…ということなのでしょう。 盧大統領後の次政府がどうなるのかは、まだ全然見当もつきませんが、とにかく韓国が大きく変われるチャンスが、そろそろ近づきつつあるのだと思います。 |