リンク先が消えていたり、リンク先の内容が変わっている場合があります。
2012/01/17

野田総理 マニフェスト 書いてあることは命懸けで実行

「マニュフェストはイギリスで始まりました」

ここに貼っているリンクは、Youtubeの動画です。

あまり動きのある動画ではありませんが、インパクトがあります。

笑えます。

必見です。

その結果、怒りがこみ上げてくるか、脱力するかは悩みどころですが。

2012/01/02

改革の年、波乱の幕開け


民主党政治の酷いブレは、予想の範囲を超えています。
けれど、このどうしようもない状況は、必ずしも民主党だけに責任があるわけではないでしょう。
長かった自民党時代に溜まりに溜まった膿が噴出しているのだとも言えますし、また高度成長からバブルに至る時代の歪が世界的な不況の中で崩れ落ちようとしているとも言えると思います。

日本の政治は変わらなくてはなりません。
「二大政党」などというものが何の役にも立っていないのは明らかです。
自民党も民主党も、選挙互助会でしかありません。
ここまでその姿が顕になってくると、かつては胡散臭かった万年野党の方がスジを通しているかのように見えてくるのが面白いところでしょう。

民主党に変わって良かったと思うことが、確実に一つあります。
それは、自民党の利権が次第に暴かれてきていることです。


今、最も注目すべきは大阪です。
批判の声も多いのですが、それでも橋下氏に期待する声援は、確実に批判の声を上回っていました。
橋下氏の唱える改革は、決して具体的とは言えないあやふやなものなのに、なぜそれほどの票を集めたのか。
それは、あやふやであれ、何かしらの改革が進むであろうことを強く印象付けたからです。
それほどに、大阪府民は改革を待ち望んでいたということです。

一方、東京は未だ石原氏の独壇場です。
彼に対する批判も多いし、特に銀行処理に関しては石原氏を応援している人にとっても悩みの種です。
けれど、それでも多くの人が彼を推します。

二人の共通点は、強い意思をもって改革を進めていること、そして(少なくともあからさまには)利権を政治の道具にしていないことです。(もう一つ、既存の政党から距離を置いていることも共通点でしょうね。)

ある意味、分かりやすい対比ではありませんか。

民主党も、自民党も、仲間割れだの足の引っ張り合いだのが目立つうえ、パーティー券での集金をはじめ、あちこちの利権を抱えていることがもろ分かりです。

そういう政党が二大政党である限り、国民のための政治団体になど、成れるとは思えません。

そういう悲しい現実が、国民を政党政治に幻滅させ、橋下氏、石原氏への票を作っているのです。


今の日本の政党政治は、解体しなくてはなりません。
その解体への第一歩が自民党政権の終焉であったわけですが、次の段階は民主党の分裂であり、おそらくその道は多党政治へと続いていくのでしょう。

当然のことながら、政治が変わるには時間がかかります。
選挙制度の改革も必要ですし、大手マスコミの崩壊も、おそらくその流れの中にあります。
マスコミや政治家の多くは(そして多くの資産家は)、むしろ改革させたくない側ですから、抵抗は強く、改革はなかなか進まないでしょう。
けれど、橋下氏の改革が大きな成果を見せるなら、遅い流れが予想以上に加速するかもしれません。
橋下氏以外にも、今の政党政治に幻滅している政治家は(自民党の中にも、民主党の中にも)少なからずいるのですから。

2012年1月2日
21世紀の公園で・管理人(ちゅん)

21世紀の公園で